
本記事ではFastgym24に1年間利用している私が、Fastgym24の利用に向いている人をご紹介します。以前はコナミスポーツクラブを利用していたので、大型スポーツジムとの比較でメリット・デメリットについても説明できればと思います。

Fastgym24とは
FASTGYM24とは、フィットネスクラブを運営する株式会社ティップネスが運営する24時間ジムです。首都圏を中心に118店舗を展開しています(2022年4月現在)。

24時間ジムのため早朝・深夜帯などスタッフがいない時間帯があります。また、広さとしてはコンビニ程度の小規模な店舗が多いです。
主な設備は次の通りです。(赤羽店の例)必要最低限のマシンが揃っており、全身を鍛えることができます。店舗の広さの割に有酸素マシンが多いため、有酸素運動で順番待ちすることはあまりありません。
施設 | 更衣室、男女別トイレ、無料鍵付きロッカー、シャワー、Wi-Fi |
セキュリティ | チェックインキー、監視カメラ、警備会社 |
トレーニングマシン | ■フリーウェイト パワーラック1台 スミスマシン1台 デュアル・アジャスタブル・プーリー1台 アジャスタブルベンチ2台 ダンベル1~30kg ■ウェイトマシン チェストプレス1台 ショルダープレス1台 ラットプルダウン/ローロウ1台(ライフフィットネス) アブドミナル1台 バックエクステンション1台 アジャスタブル・アブドミナルクランチ1台 レッグプレス1台 レッグカール1台 レッグエクステンション1台 ロータリートルソー1台 ヒップ・アブダクター/アダクター1台(ライフフィットネス) ■有酸素マシン トレッドミル6台 クロストレーナー2台 アップライトバイク2台 |
会費の月額は店舗によって異なりますが、おおよそ税込7,500~8,000円程度です。以下にいくつかの店舗の会費の月額を示しております。(2022年4月現在。すべて税込み)
赤羽店 | 7,678円 |
国立富士見台店 | 7,920円 |
大倉山店 | 7,920円 |
北松戸店 | 7,700円 |
朝霞店 | 7,480円 |
有名スポーツジムとの比較で見てみると、他の24時間の小規模ジムとは同水準で、大型スポーツジムよりは安いといった感じです。特段安いという訳ではないのですが、1万円を下回っているので、比較的利用しやすいのではないでしょうか。
Fastgym24 | 24時間小規模ジム | 7,500~8,000円 |
エニタイムフィットネス | 24時間小規模ジム | 7,000~10,000円 |
JOYFIT24 | 24時間小規模ジム | 7,500~8,000円 |
ゴールドジム | 大型ジム | 11,000円 |
コナミスポーツクラブ | 大型ジム | 10,340~16,060円 |
ルネサンス | 大型ジム | 14,190円 |
ザバススポーツクラブ | 大型ジム | 9,800円 |
セントラルフィットネスクラブ | 大型ジム | 13,785~15,785円 |
スポーツクラブNAS | 大型ジム | 10,890円 |
各社料金表(2022年4月現在)

Fastgym24の利用に向いている人
私はFastgym24に1年間通っておりますが、自分自身に非常に合っていると感じて利用し続けています。Fastgym24の利用に向いている人は、次のような人だと考えております。
- ある程度トレーニングを理解している人
- 忙しくてジムに行く時間が取りづらい人
- ジムに必要以上お金をかけたくない人
ある程度トレーニング方法を理解している人
まず前提として、ある程度トレーニング方法を理解しておく必要があります。というのも、Fastgym24ではスタッフ不在の時もあり、また、スタッフもそれほど多くないため、常にマシンの使い方を教えてくれるというわけではありません。また、フリーウェイトのトレーニングを行う場合、慣れていない人だと命を落とす危険性もあります。そのような状況でも助けてくれる人がそばにいない可能性もあります。ですので、まずはきちんとトレーニングマシンの使い方やトレーニングのやり方を理解した上で、Fastgym24のような24時間ジムを利用することをおすすめします。
実際に24時間ジムでベンチプレスを行っている際、バーベルに挟まれ意識不明となる事故が発生しています。「セーフティーバー」を設置していなかったことが原因であったようですが、ジム初心者の場合、そういったことも知らないことがほとんどだと思います。ですので、24時間ジムを利用する際はあらかじめトレーニング方法を調べたり、スタッフに聞くなどして理解をした上で、利用することが大切だと思います。
また、Fastgym24ではマシンの使い方やトレーニングの仕方を動画で紹介しているので、こちらを参考にすることもおすすめです。
忙しくてジムに行く時間が取りづらい人
次に仕事などで忙しい人です。大型ジムの場合、大体平日は21時から22時で閉まってしまいます。仕事が終わってすぐに行けば間に合うかもしれませんが、やはり仕事直後というのは非常に疲れており、ジムに行く気力がない人がほとんどだと思います。24時間ジムであれば、仕事が終わった後少し休んで、食事を摂った後でもゆとりをもってトレーニングに取り組むことができます。
現に私がコナミスポーツクラブに通っていた時は仕事の疲労で平日は全く行けず、なかなかトレーニング習慣を身に付けることができませんでした。Fastgym24に切り替えた後は、深夜の時間に利用して平日でも頻繁にトレーニングを行うことができました。深夜帯は人も少なく、フリーウェイトエリアやマシンを順番待ちせずに利用できるので、トレーニング時間の短縮にもつながります。
ジムに必要以上お金をかけたくない人
ジムの出費は当然ながら抑えたい人がほとんどだと思います。私はコナミスポーツクラブにも通っていましたが、施設が充実している代わりに会費が比較的高額でした。サウナ、スパ、プール、スタジオなどもついていましたが、筋力トレーニングができればよいと思っていた私にとっては少々もったいないほどでした。
Fastgym24は最低限の設備で安価に利用できるので私には非常に合っていました。上記の通り、トレーニングマシン、フリーウェイトの設備が揃っているので、全身を鍛えることができます。小規模店舗のためマシンが少ないという点もありますが、空いている時間に通えば待ち時間なく利用することができます。そういった点でも深夜帯に利用できるというのは非常に良いメリットです。


Fastgym24のメリット・デメリット
それでは、改めてFastgym24と大型ジムの比較をして見たいと思います。
Fastgym24 | 大型ジム | |
---|---|---|
利用時間 | 24時間利用することができる | 深夜帯・早朝は利用することができない |
広さ | 狭い(コンビニくらい) | 広い(2階に分かれていることも) |
アクセス | 色々な場所にあり、通いやすい | 場所が限られている |
費用 | 比較的安い(7,000~8,000円/月) | 比較的高い(10,000~15,000円/月) |
設備 | 必要最低限 | 充実しており、サウナ・プールなどもある |
スタッフ | 不在にしている時間がある | 営業時間内は常に複数人いる |
込み具合 | 日中は混んでいる 深夜・早朝は空いている | 営業時間中はそこそこ混んでいる 特に土日はかなり混む |
利用客のマナー | マナーが悪い人もいる | スタッフがいるため、マナーの悪い人が少ない |
やはり1番のメリットは24時間利用できるということだと思います。日中仕事をしている人にとっては平日ジムに通うには、深夜か早朝の時間を利用するしかありません。本格的に鍛えるとなると土日だけでは足りず、平日も継続的にトレーニングしなければいけません。ですので、本気で鍛えたい人にとっても意外とFastgym24は適していると思います。
デメリットとしては狭いということですが、空いている時間に利用すればあまり気にならないと思います。また、見落としがちなデメリットですが、24時間ジムだとスタッフが常駐していないため、マナーの悪い人がいます。例えば、マシンに座りながらずっとスマホをいじる人、マスクをせずに運動する人、マシン利用後にマシンを拭かない人などです。
このようにFastgym24にはメリット・デメリットがあるので、両者をきちんと比較した上で、通うか決めるのが良いと思います。


Fastgym24の入会方法
まとめ
以上、Fastgym24の利用に向いている人、大型スポーツジムとの比較でメリット・デメリットを説明しました。私自身は大型スポーツジムも利用していましたが、Fastgym24の方が合っていると感じています。当然のことながら、メリットだけでなくデメリットもあるので、見学なども利用して継続して通えそうか吟味していただければと思います。
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