SaaS

SaaS

Software as a Serviceの略称。ベンダーが提供するソフトウェアを利用者側でインストールするのではなく、ベンダーのクラウドサーバーを通じて利用するサービスの形態。利用者は必要な機能・サービスを利用し、利用分に応じた定額料金を支払うのが一般的。

サブスクリプション

サービスの利用に対して一定期間ごとに定額の料金を受け取るモデルで、SaaSで多く採用されている。ソフトウェアを買い切るプロダクトモデルと比べて、継続して一定の売上を得ることができることにより、安定成長し、収益予測の精度が向上する。

40%ルール

VCの投資基準として、SaaS提供企業の場合、企業の売上高成長率と営業利益率の合計の値が40%を超えることが基準となる。SaaSは急成長ビジネスと考えられているため、営業利益率が低くても(赤字でも)、売上が大きく成長していれば投資価値があると評価される。

MRR

Monthly Recurring Revenue。月次で繰り返し得られる収益を意味し、単発的な初期費用や追加購入費用、コンサルティング費用等は含まない。SaaSビジネスではKPIの一つとなり、売上高成長率はMRRの推移より算出される。

ARR

Annual Recurring Revenue。年次で繰り返し得られる収益を意味し、MRRを12倍し算出することが多い。MRRと同様に初期費用や追加購入費用、コンサルティング費用等は含まない。契約の最小単位が1年間のSaaSビジネスの評価指標に適している。

LTV

Life Time Value(顧客生涯価値)。1人の顧客が生涯にわたって自社の製品・サービスをどのくらい購入・利用するかを示す指標。SaaS×サブスクリプションビジネスの場合、LTVを向上させるためには利用継続期間を延ばすことが重要となる。

CAC

Customer Acquisition Cost(顧客獲得費用)。顧客1人を獲得するために必要な広告宣伝費用や営業費用を指す。CACがLTVを上回る場合、顧客を獲得するたびに損失が発生することになり、事業継続が困難と考えられる。

ユニットエコノミクス

「LTV÷CAC」により計算される顧客1人当たりの採算性を指す。SaaS企業の場合3より大きければ、その企業は健全であり、事業の存続、拡大・成長が可能な状態であると判断される。低い場合は、マーケティング施策やプロダクトを見直す必要がある。

チャーンレート

顧客の解約率。SaaSビジネスの場合、サブスクリプションモデルにより顧客より継続的に収益を得ることになるので、チャーンレートを低くすることがLTVの向上につながる。また、チャーンレートが低い場合売上高成長率も頭打ちとなる。

カスタマーチャーンレート

アカウント数やユーザー数をベースにしたチャーンレートで、一定期間に離脱したユーザーや、有料会員から無料会員にダウングレードしたユーザーの割合を示す。「月間の合計解約ユーザー数÷月初のユーザー数」によって計算される。

レベニューチャーンレート

収益をベースにしたチャーンレートで、本来得られていた収益から、解約によって失った損失の割合を示す。「(サービス単価×一定期間で解約したユーザー数)÷一定期間の総収益」によって計算される。サービスのプランが複数あり顧客単価が多様な企業で用いる。

ネガティブチャーン

解約によって減少した収益と、既存顧客のアップセルやクロスセルによって増加した収益を比較したときに収益が増加して、レベニューチャーンレートがマイナスになったことを指す。ネガティブチャーンを獲得することはSaaSビジネスの大きな成長につながる。

カスタマーサクセス

顧客の成功を導く役割・ポジション。継続利用を前提とするSaaSにおいて、自社サービスを用いた成功を支援することにより、チャーンレートを下げ、アップセル・クロスセルによる顧客単価向上を実現し、売上向上に寄与する。

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