「クラウドワークスって稼げるの?「副業を始めたいけど、なんだか怪しい気がする…」そんな不安を抱えていませんか?クラウドワークスは、多様な働き方を支援する人気のプラットフォームですが、その便利さゆえに、安全性について疑問を持つ方もいるかもしれません。
この記事では、副業初心者の私がクラウドワークスを実際に利用したのリアルな声をお届けします。実際に私は案件に取り組む中で怪しい勧誘に遭遇したので、その体験もお伝えします。安心してクラウドワークスを活用し、安全に稼ぐための参考にしていただければ幸いです。

クラウドワークスの良かった点
まず、クラウドワークスを実際に利用してみて良かった点を紹介します。
案件獲得が簡単
クラウドワークスでは、副業初心者でも意外とすぐに案件を受注することができます。もちろん、案件の質・内容を重視すると獲得は難しくなりますが、案件を選ばなければ実績がない初心者でも簡単に受注することができます。
実際に私は始めて1か月間で「12件」の案件を受注しました。もちろん、応募した案件すべて受注できたわけではありませんが、1か月間絶え間なく何かしらの案件に取り組んできました。

仕事のジャンルもプログラミング、Webデザイン、ライティング、翻訳、事務作業、データ入力など非常に幅広いので、自分の得意な領域を選択することができます。
面倒な手続きが不要
個人で仕事を受注する場合、契約書や請求書など面倒な手続きが必要になりますが、クラウドワークスを使えばそのような手続きも不要になります。クラウドワークス上で契約・納品・請求・支払いを完結できるので、副業初心者でも安心して案件に取り組むことができます。
時間・場所を問わずにできる仕事が多い
プログラミング、ライティング、動画編集、事務作業など基本的に在宅でできる仕事が多いです。そのため、仕事終わりでも取り組みやすいです。成果物を納品すれば、固定報酬が支払われる案件も多く、時間帯を問わずに働くことができます。
入金サイクルが早い
クラウドワークスの入金サイクルは非常に早いです。15日締め→当月末振込み、月末締め→翌月15日振込みで、毎月2回報酬が支払われます。すぐにお金が欲しい場合は非常にありがたいです。手数料はかかりますが、「クイック出金」というサービスもあり、出金が可能な報酬を申請後4営業日以内に受け取ることができます。

クラウドワークスの悪かった点
次にクラウドワークスを実際に利用してみて悪かった点を紹介します。
報酬が安い
クライドワークスに掲載されている案件は、報酬が非常に安いものが多いです。たとえば以下のような感じです。
- ライティング:1文字当たり1円
- プレゼン資料作成:1スライド辺り150円
- データ入力:1文字当たり0.04円
時給に換算すると500~1,000円程度です。正直、クラウドワークスで効率的に稼ぐというのはあきらめた方がいいと思います。その分確実に稼げるというメリットがあります。
手数料が高い
クラウドワークスの手数料は結構高いです。案件や報酬額によって変動しますが、報酬に対して約22%がシステム利用料として差し引かれます。たとえば、11,000円の契約金額の場合、2,420円が差し引かれ、ワーカーに支払われるのは8,580円になります。その分手続き等の手間が省けるとはいえ、これだけの金額を差し引かれると結構がっかりします。
また、報酬を受け取るにも振込手数料が発生します。楽天銀行で税込み100円、他行で税込み500円の手数料が発生します。振り込みで500円差し引かれるのももったいないので、楽天銀行の口座を作っておくと良いと思います。
応募しても反応のないクライアントが多い
クラウドワークスでは、基本的にはクライアントが募集をかけて、ワーカーが応募する形式で受注・発注を行います。しかし、応募しても一切返信のないクライアントも多いです。こちらも計画を立てたり、別の案件に応募したりしたいので、せめて辞退・見送りの連絡は一言欲しいところです。
悪質な勧誘を行う業者がいる
私も実際に遭遇したのですが、クライアントの中にはスクールなどに勧誘する業者がいます。「未経験OK」「初心者歓迎」という案件名で釣って、個人的に連絡先を交換し、勧誘しようとします。
クライアントやワーカーは5段階で評価されるのですが、そのような悪質なクライアントもなぜか評価が高くなっています。コメントも「安心して仕事ができました!」「丁寧な対応ありがとうございました!」というポジティブなものが多いです。

私も評価やコメントを見て応募したのですが、思いっきり引っかかってしまいました。この評価やコメントの仕組みはわからないのですが、必ずしも実態を表しているわけではないということを覚えておくと良いと思います。
ライティングの案件で怪しいスクールの勧誘に遭遇した
私も実際に悪質なスクールの勧誘に遭遇したので、その経験を共有します。
私は、「未経験OK」というタイトルのライティングの案件に応募しました。評価も高く、コメントでもポジティブな反応がほとんどで大丈夫だろうと思っていました。返信が来ると最初に案件概要説明の予約をさせられました。そこでオンラインミーティングを行い、テストとして記事作成を行うように指示を受けました。その際、「クラウドワークスのメッセージでは埋もれてしまうのでLINEで連絡したい」と言われ、LINEを交換させられました。本来はここで怪しいと疑うべきでしたが、私はバカで気づきませんでした。
ミーティングの指示に基づき、テスト記事を執筆し、納品を行いました。わずかですが報酬をもらうことができました。
その後、フィードバックという名目で再びオンラインミーティングを行いました。自分の書いた記事にフィードバックを受けた後、「ライティングのスクールに興味はないか?」と言われました。私は「興味がある」と回答すると、「今度スクールについて紹介するからまたオンラインミーティングしよう」と言われました。この時点でだいぶ怪しいなと思っていたのですが、とりあえず聞いてみることにしました。
後日、再びオンラインミーティングを実施し、「KAKUTOKU」というフリーランス養成スクールを紹介されました。あとで、Googleで検索してみたのですが、一切情報が出てきませんでした。このスクール自体存在しないかもしれません。50~70万円のコースを紹介されましたが、スクールとしても内容は微妙なものでした。私はその場でお断りしました。
その後、クラウドワークスでそのクライアントの違反報告を行いました。正直どこまで対応してくれるのか分かりませんが、登録抹消などの処分を期待したいところです。

お金自体は取られていませんが(むしろ報酬をもらえた)、連絡先を交換するのは非常に危険ですし、そのような勧誘を受ける時間も無駄でした。私がバカだったので、なかなか気づくことができませんでした。是非、皆さんにはこのような案件に遭遇しないように注意していただければと思います。
怪しい案件の被害に遭わないための対策
以下では私の経験も踏まえ、怪しい案件の被害に遭わないための対策を紹介します。
募集人数・契約した人が多い
上記の通り、クライアントの評価やコメントはアテにならないことが多いです。そのため、応募状況を見た方が良いと思います。以下の画像は私が実際に勧誘を受けた案件ですが、募集人数が異常に多い、募集人数を大幅に上回って契約しているような案件は怪しいと思います。

「未経験OK」「初心者歓迎」という案件名
また、「未経験OK」「初心者歓迎」というようなキーワードが案件名に入っている場合も注意です。ワーカー側からすると応募しやすいですが、そもそもクラウドワークスでクライアントが未経験を求めるわけがありません。むしろ「プロフェッショナル求む」という案件の方が信頼できます。そのため、「未経験OK」「初心者歓迎」というようなワードが入っている案件には注意しましょう。
クラウドワークスのメッセージ以外のやり取りはしない
クラウドワークスでは、クライアントとメッセージでやり取りを行うことができます。その中で、Spirなどの日程調整ツールでオンラインミーティングを設定させられる場合があります。そこで、LINEなどの連絡先を交換しないようにしましょう。
メッセージのやり取り、会話は記録しておく
もし、怪しい案件に遭遇した場合は、メッセージでのやり取りやミーティングでの会話は記録しておくことをおすすめします。クラウドワークスでは、悪質なクライアントの違反を報告できるシステムがあるので、その際の証拠となるように記録しておきましょう。
まとめ
上記のようにクラウドワークスでは、悪質なクライアントが存在するのも事実です。その一方で、非常に丁寧に対応してくれるクライアントも多いです。そのため、悪質な案件を除けば、非常に使いやすいプラットフォームだと感じています。もし、今後クラウドワークスの利用を検討されている方は、上記のような注意点を踏まえて利用することをおすすめします。
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