【Excel】覚えればExcel上級者!INDIRECT関数についてわかりやすく解説|複数シートからデータの抽出、階層型ドロップダウンリストの作成、クロス表からの検索

複数のシートから同じデータを抽出

まず、1つ目は複数のシートから同じデータを抽出する方法です。たとえば、このように同じフォーマットで各担当者の売上がまとめられている場合を考えます。これらのデータから売上合計を1つのシートにまとめたいと思います。

一つ一つ売上のシートを参照しても良いのですが、シート数が多いと非常に手間がかかります。そこで、A列に記載されている名前を活用して、INDIRECT関数で一気に参照したいと思います。

INDIRECT関数を挿入し、以下のように

=INDIRECT(““&A3&”!F6″)

「A3」はシート名「田中 紘一」シートを参照することを意味します。注意が必要なのは、シート名に空白など特殊文字が含まれる場合、シート名をシングルクォーテーションで囲んで文字列として認識させる必要があります。「!」はシート名のセル番地の区切り文字を表します。「F6」はセルF6を参照することを意味します。

これで確定すれば、正しく「田中 紘一」シートの売上合計「2,100万円」が表示されます。

数式を下にコピーすれば、各シートの売上合計が表示されます。

数式を見るとそれぞれセルF6を指定していることが分かります。

また、セルの参照範囲をB6:F6というように範囲を指定すれば、その範囲のデータを一気に表示させることができます。

=INDIRECT(“‘”&A3&”‘!B6:F6”)

これで各担当者の各期の売上と合計を表示させることができます。

階層型のドロップダウンリストの作成
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この記事を書いた人

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