新型コロナウイルスの影響を受け、企業規模にかかわらず多くの企業がテレワークを導入しています。東京都の調査では、テレワーク導入率は、令和元年度では25.1%でしたが、令和2年度は57.8%と2倍以上に増加しています。
また、8割以上の企業が今後もテレワークを継続したいと考えており、働く従業員もテレワークを強いられる、あるいは、推奨されることになります。
出所:テレワーク導入実態調査結果
自宅での業務を行うため突貫でテレワークに必要な機器等を購入された方も多いと思います。一方で、今のテレワーク環境では、「疲れる」「集中できない」「効率が上がらない」といった悩みもあると思います。
そこで、本記事ではテレワークをさらに快適にするためのアイテムを紹介したいと思います。まだ、最低限のテレワーク環境しか準備していないといった方にご覧いただければ幸いです。
リーズナブルかつ快適なゲーミングチェア
自宅での仕事において疲労の大きな原因となるのは椅子だと思います。長時間座って作業を行うため椅子の良し悪しによって、感じる疲れも大きく変わってきます。自宅での業務において良い椅子を使用することは仕事のパフォーマンスを向上させることにつながります。なので、投資を惜しむべきではないと言いたいところですが、現実的には予算にも限界があると思います。ここでは、非常にコスパの良いゲーミングチェアを紹介したいと思います。
こちらのゲーミングチェアは、一般的なゲーミングチェアと比較しても非常にお手頃な値段ですが、座り心地がよい設計、高級なチェア機能、マッサージ機能、360°スムーズ回転キャスター、伸縮式フットトレスといった機能が備わっています。
実際の使用感は非常に快適で長時間座っていても疲れをほとんど感じません。約170度までリクライニング可能で、休息を取る場合も寝るような姿勢で休むことができます。
普通の椅子に比べると高額かもしれませんが、非常に快適に作業を行うことができるので、投資する価値は十分に高いと思います。
生産性を格段に向上するモニター
自宅での仕事は会社から貸与されたノートパソコンを用いて行う場合が多いと思いますが、ノートパソコンの小さい画面だけでは作業は非常にやりにくいです。ウィンドウを複数開いて作業を行うことも難しく、小さい文字を長時間眺めていると目の疲れも溜まってきます。なので、モニターを用いてデュアルモニターでの作業を推奨します。
デュアルモニターでの作業は、生産性を向上することは科学的に実証されています。(リンク先参照)
https://www.dell.com/downloads/jp/support/pdf/WhitePaper%20Dell%20Dual-Monitors%20JA_HR.pdf
こちらのモニターは薄さ7mmと非常にスリムでデスクにコンパクトに設置することができます。また、目の疲れや肩こりの原因になると言われているブルーライトとフリッカーフリーを軽減する設計がされています。
長時間の作業でも目の疲れを抑えることができるので非常におすすめです。画面のサイズはあまり大きいものは推奨しません。デスクのスペースを占拠してしまい、圧迫感を感じてしまうからです。通常の業務での使用であれば、23-24.5インチで十分だと思います。
シンプルで使いやすいワイヤレスマウス
テレワークでマウスを用いる方も多いと思いますが、コードの付いたマウスだとどうしてもデスクの上がコードで散らかってしまいます。デスクの上をスッキリさせるためにもマウスはワイヤレスのものを使用することをおすすめします。
こちらのマウスはワイヤレスですが、遅延も全くなく非常に快適に作業を行うことができます。また、小型で、バッテリーが長時間持ち、レシーバーをパソコンに差し込めばすぐに使用できるといった点も特徴です。デザインも非常にシンプルなのも好印象です。
疲れにくいという点では、人間工学に基づいて設計された「エルゴノミクスマウス」という選択肢もありますが、個人的にはあまりお勧めしません。なぜなら、エルゴノミクスマウスは万人向けではないからです。手の大きさや形は人によって違うので、合う、合わないが結構あると思います。なので、私はシンプルな形状のマウスを使用することを好んでいます。
作業デスクをスッキリ、広く使うためのサイドデスク
テレワークの大きな悩みの一つにデスクの上が散らかってしまうということがあります。自宅なので、ついつい仕事に関係のない生活品等もデスクの上に置いてしまって、デスク上がぐちゃぐちゃになってしまうことがあると思います。そのような場合はサイドデスクを設置することをおすすめします。
こちらのサイドデスクは机の下に収納スペースがあり、小物等を収納することができます。メインの作業デスクにはなるべく物を置かず、サイドデスクに物を置くことで、作業デスクをスッキリと広く使うことができます。飲み物などもサイドデスクに置いておけば、こぼしてもパソコンなどの機器にかかることを防ぐことができます。
ぐちゃぐちゃになりがちな充電ケーブルをスッキリとさせるアイテム
自宅での仕事では手元でスマートフォンやタブレット、その他機器の充電を行うと思いますが、各端末に応じて充電ケーブルを準備するのは大変ですし、ケーブルをたくさんデスクの上に置くとデスクが散らかってしまいます。そこで1つで様々な端末の充電が可能なこちらの充電ケーブルをおすすめします。
こちらはLightning、Micro USB、USB Type Cの充電に対応しており、同時充電も可能です。(同時充電の場合、充電完了まで少し時間がかかります。)ケーブルの伸縮が可能で、ケーブルもコンパクトにまとめることもでき、デスクの上をスッキリとさせることができます。
冬に向けて足先を温めるアイテム
これから冬に近づくにつれどんどん気温も下がり、気になるのが足元の寒さです。特に在宅勤務では靴ははかないので、どうしても足先が冷えてしまいます。足先が冷えてしまうと集中力も下がってしまうので、きちんと温める必要があります。
こちらのグッズはUSBで使用できるフットウォーマーです。非常にコンパクトでデスクの下に置いても邪魔にならず、持ち運びにも便利です。エアコンをつけてしまうと頭がボーっとしてしまうという場合、このフットウォーマーであれば足元だけを温めることができ、頭寒足熱を保つことができます。足先だけを局所的に温めたいという方にはおすすめです。
長時間のパソコン作業で疲れた目を癒すアイテム
テレワークでは長時間パソコンの画面を見続けるため、非常に目が疲れやすいです。会議などもオンライン会議で実施するため、常にパソコンの画面と対峙し続ける必要があり、テレワークではなかった頃と比べてもパソコンの画面を見続ける時間は確実に増えています。目の疲れをきちんと癒さないと翌日の作業に支障をきたす可能性もあります。
こちらのアイマッサジャーは、目元を温めると同時に、目の周りのマッサージも行ってくれます。目の周りのたくさんのツボを刺激し、溜まった目の疲れを解消してくれます。自宅で気軽に使うことができるので、仕事終わりや寝る前に使って目の疲れを取って、翌日の仕事に臨むことができます。
まとめ
今回は、最低限のテレワーク環境は揃っているけど、もっと快適にしたいという観点でおすすめのアイテムを紹介しました。今後、多くの人にとってテレワークを行う機会は増えると思います。自宅でもオフィスと変わりない生産性を出すためには身の回りの環境を整えることが非常に重要になると思います。なので今一度、自身の環境を見直し、より快適なテレワーク環境を実現する工夫をしてはいかがでしょうか。
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