2021年以降を中心にExcelに追加された機能・関数の中で特に実務に役立つものについて解説しています。基本的な使い方や他の機能・関数と組み合わせた応用テクニックも紹介しています。
コンサルタントとして様々なプロジェクトに従事してきた著者が、実務において実際に活用したExcelのテクニックを紹介します。著者自身が「あれ？どうすればいいんだろう」と悩んだ部分を中心にピックアップしています。
VLOOKUP関数は、基本的には1つの列からデータを取得しますが、配列を活用することで一気に複数の列からデータを取得することができます。
VLOOKUP関数を使って複数の列のデータを一気に取得する方法
たとえば、以下のような注文リストで商品名から「価格」「メーカー」「保証期間」の3つの情報を取得します。
| VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,[検索方法]) |
|---|
| 検索値で指定した値を、範囲の左端列から検索。検索値と一致するデータの左から列番号目の値を抽出し表示する。 |
価格を表示させるセルに以下のように数式を入力します。ポイントは、列番号を{}で囲み、配列を指定します。{2,3,4}で2列目、3列目、4列目を指定することを意味します。
=VLOOKUP(B3,$G$3:$J$12,{2,3,4},FALSE)
これでEnterで確定すれば、「価格」「メーカー」「保証期間」の情報が一気に表示されます。
下にコピーすれば、それぞれの商品情報が表示されます。
2021年以降を中心にExcelに追加された機能・関数の中で特に実務に役立つものについて解説しています。基本的な使い方や他の機能・関数と組み合わせた応用テクニックも紹介しています。
コンサルタントとして様々なプロジェクトに従事してきた著者が、実務において実際に活用したExcelのテクニックを紹介します。著者自身が「あれ？どうすればいいんだろう」と悩んだ部分を中心にピックアップしています。
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