Excelでは、セル参照をセル内の数式だけでなく、図形などにも活用することができます。
目次
図形にセル参照使用する
たとえば、このようなトークスクリプトを右の吹き出しに参照することができます。

テキストボックスを選択し、F2キーを1回押して、数式の入力状態にします。

=を入力し、表示させたい文字列が記載されているセルを参照します。

これで、該当のセルの内容を吹き出しに表示させることができます。

図形にセル参照を使用する場合は一つ一つセルを参照する必要があります。

セルの内容を変更すれば吹き出しの内容も変更されます。

グラフのタイトル・軸ラベル・図形
また、グラフのタイトルや軸ラベルにもセル参照を活用することができます。グラフを挿入し、グラフタイトルを選択します。

数式バーに「=」と入力し、タイトルにしたいセルを参照します。

これで、参照したセルと同じ文字列を表示させることができます。

また、軸ラベルを表示させ、同じように任意のセルを参照すれば、軸ラベルもセルの内容を反映させることができます。

セルの内容を変更すれば、タイトルや軸ラベルも変更されます。
また、グラフ内に挿入した図形にもセル参照を使用できます。図形を挿入し、=を入力し、任意のセルを選択します。ここでは、累計を計算しているセルを参照します。

売上のデータを更新すれば、累計の値も変わり、図形内の値も自動的に更新されます。

定期更新するデータなどはこの方法を使えば、入力の手間を省くことができます。
コメント