【Excel】ピボットテーブルを使ったデータの可視化

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特定の条件を満たすデータのハイライト

上記では可視化の方法としてグラフを用いましたが、以下では集計したピボットテーブルの書式を変更し、可視化します。

たとえば、商品別の売上データから平均を下回る商品をハイライトします。

ピボットテーブルにカーソルを合わせた状態で、ホームタブの「条件付き書式」から「新しいルール」をクリックします。

ルールの適用対象に「”購入商品”と”年(購入日時)”の”合計 / 購入金額”値が表示されているすべてのセル」を選択します。ルールの種類には、「平均より上または下の値だけを書式設定」を選択します。ルールには「より下」、平均値対象は「各行グループ」を選択します。書式には赤色の塗りつぶしを設定しています。

これで、売上が平均を下回るデータがハイライトされます。

今度はルールの種類に「上位または下位に入る値だけを書式設定」を選択します。ルールに「上位3位」、対象は「各行グループ」を選択します。

これで、売上上位3位の商品の売上がハイライトされます。

ヒートマップの作成

次にピボットテーブルで集計したデータに基づき、ヒートマップを作成します。ヒートマップとは、個々のデータの値を色の濃淡で視覚的に表現した図のことです。

たとえば、以下のような前年比との売上差分の比率を計算した表でヒートマップを作成します。

ヒートマップで表現したい範囲を選択し、ホームタブの「条件付き書式」「カラースケール」から任意のデザインを選択します。

これで、ヒートマップを作成することができます。このヒートマップでは、低い数値は赤色、高い数値は緑色で表現されています。売上減少が大きいセグメントが濃い赤色で表現されているため、注目すべきポイントが明確になります。

以上、ピボットテーブルを使ったデータの可視化の方法について解説しました。ピボットテーブルを使用することで、柔軟にグルーピング、絞り込み、並び替えを行うことができます。

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この記事を書いた人

Junyaと申します。本ブログではExcelなどビジネススキルを発信しています。
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