【Excel】複数のシートから任意のカテゴリで集計を行う方法

2025年版実務で役立つExcel新機能・新関数

2021年以降を中心にExcelに追加された機能・関数の中で特に実務に役立つものについて解説しています。基本的な使い方や他の機能・関数と組み合わせた応用テクニックも紹介しています。

コンサル流実務で役立つExcelテクニック

コンサルタントとして様々なプロジェクトに従事してきた著者が、実務において実際に活用したExcelのテクニックを紹介します。著者自身が「あれ?どうすればいいんだろう」と悩んだ部分を中心にピックアップしています。


Excelでは、複数のシートの異なるデータから同じカテゴリのデータをまとめて集計することができます。

今回は以下のような「田中 紘一」「山田 美月」「高橋 空」という3名の営業記録から顧客ごとの売上の合計を集計したいと思います。

複数のシートから任意のカテゴリで集計を行う方法

まず集計用の表を用意し、集計の起点となるセルを選択します。そして、「データ」⇒「統合」をクリックします。

そうすると以下のように「統合の設定」のダイアログボックスが開きます。

「統合元範囲」として、まず「田中 紘一」のシートの顧客と売上の範囲を選択します。この際、顧客が左端に来るように範囲を選択します。統合の基準は「左端列」を基準として行うからです。

「追加」をクリックすると「統合元」に先ほど選択した範囲が追加されます。

同じように「山田 美月」「高橋 空」も顧客と売上の列を選択し、追加します。

すべての範囲を選択することができたら「統合の基準」として「左端列」を選択し、「OK」をクリックします。

そうすると「集計」シートに顧客別売上の合計した値が表示されます。

この方法を使用することで、顧客リストがない状態でも効率的に集計することができます。

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この記事を書いた人

Junyaと申します。本ブログではExcelなどビジネススキルを発信しています。
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