DATEVALUE関数を使って様々な形式の日付の表記を統一することができます。
目次
DATEVALUE関数を使って様々な形式の日付の表記を統一する方法
DATEVALUE関数は文字列として入力された日付をシリアル値に変換する関数です。変換前のデータは文字列で入力されている必要があります。
| DATEVALUE(“日付を表す文字列”) |
|---|
| 文字列として入力された日付をシリアル値に変換する。 |
DATEVALUEの引数に日付の文字列が書かれたセルを選択します。
これで日付の文字列をシリアル値に変換できます。
下にコピーすれば、他の日付の表記もシリアル値に変換することができます。
日付の形式に変更するには、Ctrl+1でセルの書式設定を開き、表示形式に日付を選択します。
これで、表記を統一することができます。
DATEVALUE関数には、変換できる文字列と変換できない文字列があります。
変換できる文字列
以下のような文字列はDATEVALUE関数でシリアル値に変換することができます。
| 日付（文字列） | 説明 |
|---|---|
| 2025/2/18 | スラッシュで区切られた半角の日付 |
| ２０２５／２／１８ | スラッシュで区切られた全角の日付 |
| 2025 / 2 / 18 | スラッシュの前後に空白を含む日付 |
| 2025-2-18 | ハイフンで区切られた日付 |
| 2025年2月18日 | 日本語表記の半角の日付 |
| ２０２５年２月１８日 | 日本語表記の全角の日付 |
| 令和7年2月18日 | 年が元号の形式の日付 |
| R7/2/18 | 年が元号（略称）の形式の日付 |
| February 18, 2025 | 月が英語の形式の日付 |
| 18-Feb-2025 | 月が英語（略称）の形式の日付 |
| ２月１８日 | 年の表記がなく、月日だけの日付（現在の年を補完） |
| 2025年2月 | 日の表記がなく、年と月だけの日付（1日の日付を補完） |
変換できない文字列
以下のような文字列はDATEVALUE関数では変換することができません。
| 日付（文字列） | 説明 |
|---|---|
| 20250218 | 区切り文字がない |
| 2025.02.18 | 区切り文字がピリオド(.) |
| 2025,02,18 | 区切り文字がコンマ(.) |
| 2025 02 18 | 区切り文字が空白 |
| 02/18/2025 | アメリカ式 |
| 18/02/2025 | イギリス式 |
| February 18th, 2025 | 英語の序数詞を含む |
| 2025年18日 | 月の表記がない |
| 2025年 | 年だけ |
| 2月 | 月だけ |
| 18日 | 日だけ |
これらの文字列を変換しようとするとVALUEエラーが発生します。
これらの文字列は一度DATEVALUE関数が認識できる文字列に変換する必要があります。
| 日付（文字列） | 説明 | 変換方法 |
|---|---|---|
| 20250218 | 区切り文字がない | LEFT関数、MID関数、RIGHT関数を使用してスラッシュを含む文字列に変換する。 |
| 2025.02.18 | 区切り文字がピリオド(.) | SUBSUTITUTE関数を使って、区切り文字をスラッシュに置換する。 |
| 2025,02,18 | 区切り文字がコンマ(.) | |
| 2025 02 18 | 区切り文字が空白 | |
| 02/18/2025 | アメリカ式 | LEFT関数、MID関数、RIGHT関数を使って、年・月・日を取り出して日本式の表記に変換する。 |
| 18/02/2025 | イギリス式 | |
| February 18th, 2025 | 英語の序数詞を含む | SUBSUTITUTE関数を使って、助数詞を空白に置換する。 |
月の表記がない文字列、年だけ、月だけ、日だけの文字列は、日付は一つ一つ手作業で修正する必要があります。
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