【Excel】CONCAT関数を使って多数の文字列を接続する方法

2024年11月20日2025年3月30日

2021年以降を中心にExcelに追加された機能・関数の中で特に実務に役立つものについて解説しています。基本的な使い方や他の機能・関数と組み合わせた応用テクニックも紹介しています。

コンサルタントとして様々なプロジェクトに従事してきた著者が、実務において実際に活用したExcelのテクニックを紹介します。著者自身が「あれ？どうすればいいんだろう」と悩んだ部分を中心にピックアップしています。

Excelでは、文字列を接続する際にアンパサンド（&）を使うのが一般的ですが、多数の文字列を接続する場合、CONCAT関数を使用するのが便利です。

CONCAT関数を使って多数の文字列を接続する方法

CONCAT関数では、選択した複数の文字列を接続し、一つの文字列に変換します。

関数	役割
CONCAT(テキスト1,テキスト2…)	選択した複数の文字列を接続し、一つの文字列に変換。選択方法は、セル1つ1つを選択することも、範囲を選択することもできる。

たとえば、以下のような住所の一覧があった場合、各項目をまとめて1つのセルに表示させたいと思います。

住所を表示させたいセルに以下のように数式を入力します。選択範囲は、各項目が記載されているセルです。

=CONCAT(B2:I2)

そうすると以下のように住所が一つのセルにまとめられました。

下に同じ数式をコピーすれば、同様に各項目が接続され、一つの住所として表示されます。

もちろん、アンパサンド（&）を使っても同じ結果を得ることはできますが、以下のように接続する項目が多いとセルの選択も大変ですし、ミスも発生します。

=B2&C2&D2&E2&F2&G2&H2&I2

そのため、接続する項目が多い場合は、CONCAT関数の方が適しているでしょう。

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Junyaと申します。本ブログではExcelなどビジネススキルを発信しています。
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