Excelでは、以下のように緑色の太枠のカーソルで囲まれたセルを「選択セル」といいます。この選択セルは矢印キーやマウスでも操作できますが、ショートカットキーを活用することでより効率的に操作することができます。
「デキる社員の100のコンピテンシー」では、マインドセットとスキルセットに分けて、どのような時代、どのような場所においても通用するコンピテンシーを紹介しています。
マインドセットでは、仕事に対する考え方や信念、価値観などの、思考や行動の基盤となる心の持ち方を解説しています。また、スキルセットについては、仕事を遂行するために必要な能力・技術を解説しています。
Tab:1つ右のセルに移動
Tab
以下のように選択セルがセルA4にある時、「Tab」キーを押します。
そうすると、選択セルは右に移動し、セルB4が選択された状態になります。
Shift + Tab:1つ左のセルに移動
Shift + Tab
以下のように選択セルがセルB4にある時、「Shift + Tab」キーを押します。
そうすると、選択セルは右に移動し、セルA4が選択された状態になります。
Enter:1つ下のセルに移動
Enter
以下のように選択セルがセルA4にある時、「Enter」キーを押します。
そうすると、選択セルは下に移動し、セルA5が選択された状態になります。
Shift + Enter:1つ上のセルに移動
Shift + Enter
以下のように選択セルがセルA5にある時、「Shift + Tab」キーを押します。
そうすると、選択セルは上に移動し、セルA4が選択された状態になります。
Tab + Tab + … Enter:右方向へ移動した終点のセルから次の行の始点のセルへ移動
Tab + Tab + … Enter
「Tab」キーで右方向への移動を行った後、「Enter」キーを押すと、次の行の始点のセルへと移動することができます。
たとえば、以下のようにセルA4に選択セルがあった状態で、「Tab」キーで右方向へ移動します。
「Tab」キーを2回押すと、セルC4に選択セルが移動します。
そしてこの状態で「Enter」キーを押すと、次の行の始点となるセルA5に選択セルが移動します。
Ctrl + Enter:選択セルを移動せずに入力を確定
Ctrl + Enter
Excelのデフォルトの設定では、セルを入力した状態で「Enter」キーを押すと、選択セルは一つ下のセルに移動します。しかし、「Ctrl + Enter」キーを押すと、選択セルを移動せずに入力を確定することができます。
セルを入力した状態で、
「Ctrl + Enter」キーを押すと、以下のように選択セルは移動しません。
なお、「オプション」⇒「詳細設定」で、「Enterキーを押したら、セルを移動する」のチェックを外せば、「Enter」キーを押しても下にセルは移動しなくなります。
Ctrl + Home:A1セルへ移動
Ctrl + Home
「Ctrl + Home」キーを押すと(「Fn」キーが必要な場合あり)、
選択セルはセルA1に移動します。
Ctrl + End:入力されている行・列のセルの範囲内で右下隅のセルへ移動
Ctrl + End
「Ctrl + End」キーを押すと(「Fn」キーが必要な場合あり)、
選択セルは、入力されている行・列の範囲内で右下隅のセルへ移動します。
Ctrl + 矢印キー:入力されている範囲内で右端・下端・上端・左端のセルへ移動
Ctrl + 矢印キー(←↓↑→)
「Ctrl + 矢印キー(←↓↑→)」を押すと、データがある端のセルまで選択セルが移動します。
移動先のセルにデータが存在しない場合にこの操作をすると、
以下のようにシートの一番下まで移動します。
何かしらデータが存在する場合は、選択セルはそのセルに移動します。
表などを作成する際は、「Ctrl + 矢印キー」での移動を使用するため、表の端に「*」などを記載してストッパーとして利用することもあります。
Ctrl + BackSpace:選択セルが画面外にとき、選択セルに移動する
Ctrl + BackSpace
Excelのシートをスクロールして、選択セルが画面外に行ってしまった場合、「Ctrl + BackSpace」キーで選択セルの場所に戻ることができます。
以下のように画面がスクロールし、選択セルが表示されるようになります。
F5:「ジャンプ」画面を表示
F5
「F5」キーを押すと、「ジャンプ」画面を表示されます。そこで、「参照先」に任意のセルを入力すると、
該当のセルに選択セルを移動させることができます。
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