Excelで桁数が多い数字は「~千円」「~百万円」というように数字を丸めて表示させた方がわかりやすいです。数字に「÷1000」「÷1000000」をしても良いのですが、表示形式を変える方法もあります。
目次
「~千円」に変更する
たとえば、以下のような数字を「~千円」という単位に変更します。
表示形式を変更したいセルを選択し、「Ctrl+1」でセルの書式設定を開きます。
ユーザー定義で種類ボックスに以下のように入力します。
#,##0,”千円”
「#,##0」の後にカンマを入れることで、千円以下の数値を省略することを意味します。”千円”は単位として「千円」と表示させることを意味します。
これで「~千円」単位の表示に変更することができます。
「~百万円」「~十億円」「~万円」「~億円」「~兆円」も基本的な設定方法は同じで、種類ボックスに入力する書式を変更します。
「~百万円」に変更する
たとえば、以下の数値を「~百万円」単位に変更します。
ユーザー定義の種類ボックスには以下のように入力します。「#,##0」の後にカンマを2つ記載することで、百万円以下を省略することを意味します。
#,##0,,”百万円”
これで百万円単位の表示に変更することができます。
「~十億円」に変更する
以下のような数字を「~十億円」単位に変更します。
ユーザー定義の種類ボックスには以下のように入力します。「#,##0」の後にコンマを3つ入れることで、十億円以下を省略することを意味します
#,##0,,,”十億円”
これで「~十億円」単位の表示に変更することができます。
この方法では、数値そのものを変更せずに表示形式だけを変更しているので、正確な数値で計算にも使用することができます。
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