Excelでは置換を活用することで、特定の文字以降を削除することができます。
「コンサル流実務で役立つExcelテクニック」では、コンサルタントとして様々なプロジェクトに従事してきた著者が、実務において実際に活用したExcelのテクニックを紹介します。特に次のような業務に従事されている方に役立つテクニックを多く掲載しています。
- データの集計や分析
- 分析したデータの可視化
- 顧客リストの作成・管理
- スケジュールやWBS(Work Breakdown Structure)の作成・管理
- 成績などに基づくランキングの作成
- 従業員の年齢・入社歴の管理
- 事業計画の作成
「デキる社員の100のコンピテンシー」では、マインドセットとスキルセットに分けて、どのような時代、どのような場所においても通用するコンピテンシーを紹介しています。
マインドセットでは、仕事に対する考え方や信念、価値観などの、思考や行動の基盤となる心の持ち方を解説しています。また、スキルセットについては、仕事を遂行するために必要な能力・技術を解説しています。
置換で特定の文字以降を削除する方法
Excelでは、文字列を入れ替える置換の機能がありますが、この置換の機能を用いて不要な文字を削除することができます。
たとえば、以下のような名簿で()で記載されているメモ書きは削除して、名前だけを表示するようにします。

まず、メモ書きを削除したい範囲を選択します。今回は表が一つだけですが、表が複数ある場合、範囲を選択せずに置換を行うとすべての表に適用されてしまいます。

「Ctrl + H」で置換のダイアログボックスを表示させます。

この際、検索する文字列に「削除したい文字列の最初文字*」と入力します。今回の場合、「(」以降を削除したいので、「(*」と入力します。「*」によって後に続く文字列も置換の対象となります。
そして、置換後の文字列は空白とします。

Enterもしくは「すべて置換」をクリックします。

そうすると「(」以降の文字列がすべて削除され、名前だけが表示されるようになります。

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