会社員として働いていると、平日は1日8時間以上働き、へとへとになって帰宅して家ではダラダラと過ごしてしまうという人が多いのではないでしょうか。しかし、それでは自分のやりたいことができず、人生を充実させることはできません。本書では、帰宅後のルーティンをつくり、自己実現を行うための方法を紹介しています。
本書の概要
本書では、会社員でも自分のやりたいことに取り組むため帰宅後に時間を使うことを提案しています。週末ではなく、帰宅後に時間を使うことで、より集中力を高め、効率的に取り組むことができるとのことです。また、帰宅後ルーティンを持つには以下のような効果があります。
- 自己肯定感を高めることができる
- 副業を通じて自分の夢を叶えることができる
- 何事も自分軸で考えることができる
- 収入減を増やすことができる
しかし、日々業務に追われていると「何に取り組めばよいかわからない」「どうしても時間を作れない」といった悩みがあると思います。本書では、そのような悩みを解決するための目標設定方法、時間管理方法も紹介しています。人生をより充実させたいという方は、本書のノウハウを活用し、帰宅後ルーティンを持つことをおすすめします。
本書を通じて学べる事
帰宅後にできることの探し方
帰宅後にいざ何かしようと思っても、何をすれば良いかわからないという人が多いと思います。本書では、以下のようなポイントで探すことをおすすめします。
- 疲れていてもできることを選ぶ
- 必要な時間と費用をあらかじめ計算する
- とりあえず試して、合わなかったら断念する
まずは生産性などを考えずに、自分の好きなことから取り組むことが大切です。自分の好きなことであれば、仕事から帰宅後疲れていても取り組むことができ、継続することができるからです。
目標設定方法
帰宅後ルーティンでは、帰宅後にやることを決めるだけでなく、目標と計画を立てることが重要です。そうすることによって、自分の夢を実現し、人生を充実させることにつながります。目標と計画は以下の4つに分けて考えていきます。
- 大きな目標:必ず成し遂げたい目標
- 意味づけ:「私はなぜ生きているのか」に対する答え、人生の意味
- プロジェクト:達成すべき仕事
- アクションプラン:一つのプロジェクト完遂のために取るべき小さなアクション
目標設定においては、他人の視線、評価を気にせず、自分のためだけの目標を設定することが重要になります。他人が喜ぶからという理由ではなく、自分の幸せを最優先に考えて目標を設定しましょう。
時間管理の方法
多くの人は平日には時間がないと考えています。一方で、24時間の内、仕事が8~10時間、睡眠が7~8時間とすると、6~9時間は自由に使える時間があるのです。まずは、現状の自分がどのように時間を使っているかを意識することが大切です。Youtubeで動画を見たり、SNSを眺めたりする時間も結構長いことに気づきます。
その上で、無意識に浪費している時間を減らして、帰宅後の時間を作ります。帰宅後にやることは、決まった時間に決まったことをすることがおすすめで、そのためには時間割を作ることも有効です。本書では、忙しい人が時間を作るためのテクニック、時間割の作り方、集中するためのポモドーロテクニックなどを学ぶことができます。
まとめ
多くの人は仕事で忙しくて時間がないと考えがちですが、日々の行動を振り返ると帰宅後に無駄な時間を浪費してしまっているということもあります。帰宅後の時間を有意義に使うことで、夢や目標を実現することもできるのです。
時間を有効活用したい、より充実した人生を実現したいという方は、是非本書を手に取ってみてください。
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