豊田市、土地区画整理事業に関する文書103名分を誤送付

概要

2025年10月21日に豊田市は、豊田浄水特定土地区画整理事業の換地処分に伴い、住所が変更になった対象者への通知書類に、他の対象者の氏名および住所が記載された文書（通知文）を誤って封入し送付したことを公表し、謝罪した。

10月17日に通知書類が発送され、20日に市民からの「封筒の中に他人宛ての文書が入っている」という連絡によって誤送付が判明。

21日の再確認の結果、通知文103人分を誤って発送していたことが判明した。

公表された原因

封入封緘作業において誤った手順で封入し、発送したため。

原因仮説

大量発送作業における単純なヒューマンエラー

機密性の高い大量発送業務において、誰宛ての封筒に、どの文書を封入するか基本的な照合・確認作業でミスが発生した。

ダブルチェック体制の機能不全

個人情報（氏名、住所）を含む重要書類の発送作業において、複数の担当者による宛名の一致確認のプロセスが整備されていなかった可能性がある。

影響

103名分の氏名・住所が漏えいした。

対応

• 氏名及び住所が流出した103人に対し、に謝罪文を送付
• 他の対象者の通知文が届いた103人に対し、誤送付に対する謝罪及び誤送付した通知文の返送を依頼する文書等を送付
• 再発防止策として、封入封緘作業の事務マニュアルを整備し、所属内で周知するとともに、郵送する前に複数人による確認を徹底する

URL

https://www.city.toyota.aichi.jp/pressrelease/1070647/1071122.html