【Excel】スパークラインを使ってデータの傾向を素早く把握する

2025年版実務で役立つExcel新機能・新関数

2021年以降を中心にExcelに追加された機能・関数の中で特に実務に役立つものについて解説しています。基本的な使い方や他の機能・関数と組み合わせた応用テクニックも紹介しています。

コンサル流実務で役立つExcelテクニック

コンサルタントとして様々なプロジェクトに従事してきた著者が、実務において実際に活用したExcelのテクニックを紹介します。著者自身が「あれ?どうすればいいんだろう」と悩んだ部分を中心にピックアップしています。


データの傾向を素早く把握したい

下図のようなデータの傾向を把握するには、グラフを作成し、可視化するのが分かりやすいです。一方で、場合によっては詳細なグラフを作るよりも、素早くデータの傾向を把握したい場合があります。

例えば、以下のような場合です。

  • 全体の傾向を把握したいが、グラフを作るほどでもない
  • データ集計途中だが、一旦、現状の傾向を知りたい
  • 内部報告用に大まかなデータの傾向をクイックに伝えたい

このような場合には、Excelのスパークラインを使用することでグラフを作成することなく、全体の傾向を可視化することができます。

スパークラインの作成

それではスパークラインの作成手順を説明します。

①可視化したいデータの範囲を選択。「挿入」タブの「スパークライン-縦棒」をクリックします。

②スパークラインを表示させたい範囲を選択し、OKをクリックします。

③下図のようなデータの傾向を示すスパークラインが挿入されます。

これで、一旦スパークラインは完成です。一方で、より分かりやすくするためにスパークラインを編集してみます。

スパークラインの編集

より多くのデータの傾向を把握する場合には、折れ線グラフにすると見やすくなります。スパークラインタブの「種類」から折れ線を選択することで、折れ線グラフに変更することができます。

また、強調したい値がある場合は、特定のデータの表示色を変更して強調することができます。スパークラインタブの「表示」より強調したいデータを選択することで、該当のデータの色を変えることができます。

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この記事を書いた人

Junyaと申します。本ブログではExcelなどビジネススキルを発信しています。
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