総合電機企業平均年収ランキング -1位ソニーグループ(1,102万円)、2位東芝(926万円)、3位日立製作所(916万円)

家庭用、産業用等、多種多様な電気機器、電子機器、及びそれらの部品を製造・提供、また関連サービスを提供する企業の平均年収ランキングを発表します。

同業界は、日本ブランドの象徴であり、戦後日本の経済成長を支えてきた。しかし、最近では韓国や中国などアジアの競合が進み、個人向け電化製品や情報端末などで競争力が低下している。この状況下で、従来の「モノ」の製造販売に特化する電機メーカーは減少し、社会インフラ整備や新しいビジネスモデルでの「コト(サービス)」売りによる再成長を目指す動きが見られます。

順位企業平均年収
1ソニーグループ株式会社11,018,955円
2株式会社東芝9,260,703円
3株式会社日立製作所9,159,908円
4パナソニックホールディングス株式会社9,087,894円
5富士通株式会社8,789,575円
6日本電気株式会社8,428,687円
7三菱電機株式会社8,273,671円
8シャープ株式会社7,088,000円
2022年度データ(有価証券報告書より)

1位はソニーグループ1,102万円、2位は東芝926万円、3位は日立製作所916万円です。

総合電機業界全体の平均は889万円です。

目次

1位:ソニーグループ株式会社 平均年収1,102万円

連結売上高115,398億円
単体売上高4,909億円
従業員数2,445人
平均年齢42.4歳
平均勤続年数16.4年
平均年間給与11,018,955円
2022年度データ(有価証券報告書より)

主な事業領域は以下。

  1. ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野:主にネットワークサービス事業、家庭用ゲーム機の製造・販売及びソフトウェアの制作・販売
  2. 音楽分野には、主に音楽制作、音楽出版及び映像メディア・プラットフォーム事業
  3. 映画分野:主に映画製作、テレビ番組制作及びメディアネットワーク事業
  4. エンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)分野:主にテレビ事業、オーディオ・ビデオ事業、静止画・動画カメラ事業、スマートフォン事業及びインターネット関連サービス事業
  5. イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)分野:主にイメージセンサー事業
  6. 金融分野:主に日本市場における個人向け生命保険及び損害保険を主とする保険事業ならびに日本における銀行業
  7. その他分野:ディスク製造事業、記録メディア事業等の様々な事業活動から構成される
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2位:株式会社 東芝 平均年収926万円

連結売上高33,617億円
単体売上高944億円
従業員数3,712人
平均年齢46.1歳
平均勤続年数19.8年
平均年間給与9,260,703円
2022年度データ(有価証券報告書より)

主な事業領域は以下。

  1. エネルギーシステムソリューション:火力発電システム、原子力発電システム、電力流通システム、太陽光発電システム、水力発電システムなど
  2. インフラシステムソリューション:上下水道システム、放送システム、電波機器、産業光源、コンプレッサー、産業システム、環境システム、道路システム、駅務自動化機器、交通機器など
  3. ビルソリューション:エレベーター、一般照明など
  4. リテール&プリンティングソリューション:POSシステム、複合機など
  5. デバイス&ストレージソリューション:パワーデバイス、小信号デバイス、光半導体、ミックスドシグナルIC、イメージセンサ、ロジックLSI、HDD、半導体製造装置など
  6. デジタルソリューション:ITソリューションサービスなど
  7. その他:電子など
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トップページ | 東芝 東芝は、エネルギー・社会インフラ・ストレージ・ICT等、人と地球の明日を支える、社会の基盤となる事業に取り組んでいます。

3位:株式会社日立製作所 平均年収916万円

連結売上高108,812億円
単体売上高16,313億円
従業員数28,672人
平均年齢42.9歳
平均勤続年数19.3年
平均年間給与9,159,908円
2022年度データ(有価証券報告書より)

日立グループの事業は、「デジタルシステム&サービス」「グリーンエナジー&モビリティ」「コネクティブインダストリーズ」「オートモティブシステム」「日立建機」「日立金属」「その他」に分けられる。Lumada(ルマーダ)と呼ばれるデジタルイノベーションを加速させるためのエンジンを活用したLumada事業を2016年に立ち上げ。

日立グループは、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を企業理念として、顧客に対し、より高い価値をもたらす競争力のある製品・サービスを提供することで、一層の発展を遂げることを掲げています。

成長領域における方針は以下の通り。

  1. デジタルシステム&サービス:グローバルDX市場において、2021年7月に買収を完了したGlobalLogic社のデザインやデジタルエンジニアリング力を活用し、Lumada事業を牽引
  2. グリーンエナジー&モビリティ:パワーグリッド、再生可能エネルギーシステム、原子力発電システム、鉄道システムなどにおいて、「OT×IT×プロダクト」の強みを活かした製品やサービス、ソリューションを提供
  3. コネクティブインダストリーズ:昇降機、家電、計測・分析装置、医療機器、産業機器など競争力の高いプロダクトを、Lumadaを活用し、トータルシームレスソリューションとして提供
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4位:パナソニックホールディングス株式会社 平均年収909万円

連結売上高83,789億円
単体売上高2,475億円
従業員数1,347人
平均年齢43.6歳
平均勤続年数18.3年
平均年間給与9,087,894円
2022年度データ(有価証券報告書より)

総合エレクトロニクスメーカーとして関連する事業分野については国内外のグループ会社との緊密な連携のもとに、開発・生産・販売・サービス活動を展開。

主な事業領域は以下。

  1. くらし事業:白物家電など
  2. オートモーティブ:車載機器など
  3. コネクト:業務用モバイル機器や映像・24イメージング事業、アビオニクス(航空電子)など
  4. インダストリー:産業機器など
  5. エナジー:車載電池や蓄電システムなど
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5位:富士通株式会社 平均年収879万円

連結売上高37,138億円
単体売上高18,040億円
従業員数35,092人
平均年齢43.7歳
平均勤続年数19.1年
平均年間給与8,789,575円
2022年度データ(有価証券報告書より)

ICT(Information and Communication Technology)分野において、各種サービスを提供するとともに、これらを支える最先端、高性能、かつ高品質のプロダクト及び電子デバイスの開発、製造、販売から保守運用までを総合的に提供する、トータルソリューションビジネスを行う。

主な事業領域は以下。

  1. テクノロジーソリューション:システムインテグレーション、コンサルティング、クラウドサービス、ネットワークサービス、システムサポートサービス、光伝送システム、携帯電話基地局など
  2. ユビキタスソリューション:パソコン
  3. デバイスソリューション:電子部品(半導体パッケージ、電池等)
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6位:日本電気株式会社 平均年収843万円

連結売上高33,130億円
単体売上高17,756億円
従業員数22,063人
平均年齢43.5歳
平均勤続年数18.1年
平均年間給与8,428,687円
2022年度データ(有価証券報告書より)

日本電気(NEC)グループの主たる事業領域は以下の通り。

  1. 社会公共事業:主に公共、医療、メディアおよび地域産業向けにシステム・インテグレーション、サポート、アウトソーシング・クラウドサービスおよびシステム機器などを提供
  2. 社会基盤事業:主に官公向けに、システム・インテグレーション、サポート、アウトソーシング・クラウドサービスおよびシステム機器などを提供
  3. エンタープライズ事業:主に製造業、流通・サービス業および金融業向けに、システム・インテグレーション、サポート、アウトソーシング・クラウドサービスおよびシステム機器などを提供
  4. ネットワークサービス事業:主に国内の通信市場において、ネットワークインフラ(コアネットワーク、携帯電話基地局、光伝送システム、ルータ・スイッチ)、システム・インテグレーションおよびサービス&マネジメントなどを提供
  5. グローバル事業:デジタル・ガバメントおよびデジタル・ファイナンス、サービスプロバイダ向けソフトウェアサービスならびにネットワークインフラ(海洋システム、ワイヤレスバックホールなどを提供
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7位:三菱電機株式会社 平均年収827万円

連結売上高50,037億円
単体売上高27,122億円
従業員数35,136人
平均年齢41.3歳
平均勤続年数16.9年
平均年間給与8,273,671円
2022年度データ(有価証券報告書より)

主な事業領域は以下。

  1. インフラ:鉄道車両用電機品、無線通信機器、タービン発電機、人工衛星、監視制御・保護システムなど
  2. インダストリー・モビリティ:プログラマブルコントローラー、配電用変圧器、産業用ロボット、自動車用電装品、ADAS関連機器など
  3. ライフ:エレベータ-、ビル管理システム、家電など
  4. ビジネスプラットフォーム:ネットワークセキュリティシステム、情報システム関連機器及びシステムインテグレーションなど
  5. その他:資材調達・物流・不動産・広告宣伝、金融等のサービス、その他
三菱電機 オフィシャルサイト
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8位:シャープ株式会社 平均年収709万円

連結売上高25,481億円
単体売上高5,555億円
従業員数5,321人
平均年齢45.6歳
平均勤続年数22.4年
平均年間給与7,088,000円
2022年度データ(有価証券報告書より)

電気通信機器・電気機器及び電子応用機器全般並びに電子部品の製造販売を主な事業内容とする。

主な事業領域は以下。

  1. スマートライフ:家電、ネットワーク制御ユニット、太陽電池、蓄電池など
  2. 8Kエコシステム:テレビ、ブルーレイディスクレコーダー、POSシステム機器、FA機器、オフィス関連ソリューション・サービス、各種ソフトウェアなど
  3. ICT:携帯電話機、パソコン、タブレット端末、ルーターなど
  4. ディスプレイデバイス:ディスプレイモジュール、車載カメラなど
  5. エレクトロニックデバイス:カメラモジュール、センサモジュール、オプトセンサ、オプトデバイス、CMOSイメージセンサなど
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この記事を書いた人

Junyaと申します。都内のコンサルティングファームで働いております。まだまだ若輩者ですが、私の得た経験や感じたことを本ブログで紹介できればと思います。
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