多様な商品、サービスの輸出入貿易、卸売販売、中間流通等の事業を行う総合商社の平均年収ランキングを発表します。
バイク業界は、2022年には全体で5.3兆円の規模となり、前年比13.9%の成長率を記録しました。新型コロナウイルスの感染拡大を機に、感染予防対策の移動手段として二輪車が見直されるなど、業界にとっては追い風となっています。 一方で、半導体不足や部品・製品入荷の遅延、ウクライナ情勢や米国の金融引締め、世界的なインフレ影響による製造コストの上昇など、不安定要素が多く存在しています。また、排ガス規制によりEVバイクの開発・普及に取り組む企業も登場しています。
順位 | 企業名 | 平均年収 |
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1 | 本田技研工業株式会社 | 8,221,000円 |
2 | ヤマハ発動機株式会社 | 7,954,097円 |
3 | 川崎重工業株式会社 | 7,365,144円 |
4 | スズキ株式会社 | 7,365,144円 |
1位は本田技研工業822万円、2位はヤマハ発動機795万円、3位は川崎重工業737万円です。
バイクメーカー業界全体の平均は760万円です
1位:本田技研工業株式会社 平均年収822万円
連結売上高 | 169,077億円 |
単体売上高 | 35,864億円 |
従業員数 | 33,065人 |
平均年齢 | 44.7歳 |
平均勤続年数 | 22.0年 |
平均年間給与 | 8,221,000円 |
世界シェア36%を誇り、世界各国のお客様の多様な用途やニーズにお応えするため、小型コミューターから大型FUNモデルまで幅広く展開している。
また、2040年代に全ての二輪製品でのカーボンニュートラル実現を目指し、ICE(内燃機関)の進化にも継続的に取り組みながら、今後の環境戦略の主軸として二輪車の電動化を加速させることで、環境トップランナーとして業界をリードしていくことを目指す。 2025年までにグローバルで、電動二輪車を合計10モデル以上投入し、今後5年以内に年間100万台、2030年には、販売構成比の約15%にあたる年間350万台レベルの電動車販売を目指している。
2位:ヤマハ発動機株式会社 平均年収795万円
連結売上高 | 22,485億円 |
単体売上高 | 9,532億円 |
従業員数 | 10,191人 |
平均年齢 | 43.8歳 |
平均勤続年数 | 20.1年 |
平均年間給与 | 7,954,097円 |
ヤマハ発動機は、二輪車の開発を起点とするパワートレイン技術、走行・航走を支える車体・艇体技術をコア・テクノロジーとし、さらに制御技術やコンポーネント技術を発展させながら、半世紀にわたって事業の多軸化とグローバル化に取り組む。 ヤマハ発動機の二輪車事業は、スクーター、モーターサイクル、トレールモデル、競技用モデルなど、さまざまな用途に適した仕様があり、独自の技術が盛り込まれている。
また、EV二輪「Passol」を発売して以来、四半世紀にわたり、電動二輪車のパイオニアとして電動コミューターを市場に送り出すとともに、その普及活動も積極的に推進している。
3位:川崎重工業株式会社 平均年収737万円
連結売上高 | 17,256億円 |
単体売上高 | 7,911億円 |
従業員数 | 13,662人 |
平均年齢 | 40.9歳 |
平均勤続年数 | 15.2年 |
平均年間給与 | 7,365,144円 |
1953年に二輪車用エンジンの生産を開始して以来、多くの名車を世に送り出してきた。その中でも、1972年に登場した「Z1(900 Super Four)」は、空冷並列4気筒DOHCエンジンを搭載するなど当時の最先端技術が投入されたスポーツモデルであった。 以来、常に時代の最先端を求めてきたZシリーズは、今や凝縮感とダイナミズムが共存するフォルム、そしてストリートにおけるパフォーマンスを追求したスーパーネイキッドモデルとしての地位を確立している。また、KX250FやKLX250/150などのオフロードバイクも展開しており、幅広いラインナップを揃えている。
4位:スズキ株式会社 平均年収686万円
連結売上高 | 46,416億円 |
単体売上高 | 22,172億円 |
従業員数 | 16,550人 |
平均年齢 | 41歳2ヶ月 |
平均勤続年数 | 18年7ヶ月 |
平均年間給与 | 6,864,116円 |
世界的に有名なオートバイメーカーであり、50cc以下の原付車から1300cc以上の大型二輪まで幅広いラインアップを展開している。スズキのオートバイは高い性能と美しいフォルムが魅力で、世界中で人々の生活に役立ち、親しまれている。
環境に配慮した製品開発にも力を入れており、EVバイク「BURGMAN ELECTRIC」や、ハイブリッドバイク「SV650X ABS」など、環境に優しいバイクの開発にも注力している。
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