乃木坂46、YouTubeチャンネルでの操作ミスによる利侵害の申し立てについて謝罪

概要

2025年10月18日に乃木坂46運営は、2025年9月19日に公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で公開した「【マリオパーティ】同期4人でマリパ遊んでみた！【乃木坂ゲーム実況】【Nintendo Switch 2】」の動画について謝罪した。公開作業時のスタッフの操作ミスにより、同動画にはYouTubeの自動コンテンツ識別システムであるContent IDが有効に設定されてしまっていた。

Content IDとは、著作権者がYouTubeに自身のオリジナルコンテンツを登録できる機能で、YouTubeにアップロードされた新しい動画が自動的に照合され、一致するコンテンツが特定される。

この結果、同じく「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」の動画を投稿した配信者に対して権利侵害に関する申し立てが行われる事態が生じていた。

「ただちに修正手続きを行い、現在は解消されている」と説明したが、「対応に1か月かかっているのに『ただちに』は嘘では」「相手からの申告をずっと無視していた」「投稿者からの申告の無視や異議申し立て中の収益の扱いも説明が必要」といった批判が殺到した。

原因仮説

動画公開におけるヒューマンエラー

公開作業時の「Content IDを有効にする」という重大な設定項目について、マニュアル化された確認手順がなかったか、あるいは担当者が手順を無視した可能性がある。

極端な対応の遅れ

誤設定された動画が9月19日に公開され、運営側が謝罪・修正を発表したのが10月18日と、約1ヶ月間もかかっている。その間には、他の動画投稿者からの申告があったにもかかわらず対応されなかったことから、問題を隠蔽していたという不誠実な姿勢として受け取られた。

謝罪文における表現の不適切さ

「ただちに修正手続き」という表現が、1ヶ月の遅延という事実と矛盾している。また、権利侵害申立て中の収益の扱いや他の動画投稿者への補償といった、最も重要な金銭的・実害に関する説明が謝罪文に含まれていなかった。

影響

2025年9月19日から他の「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」の動画投稿者の収益が停止されていた可能性がある。

対応

SNS、公式サイトで謝罪を行い、修正手続きを実施したことを説明した。

URL

【ニュース更新】 YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」に関するお詫び https://t.co/dBycqXjqjQ pic.twitter.com/LTuQRDYF92

— 乃木坂46 (@nogizaka46) October 18, 2025

https://www.nogizaka46.com/s/n46/news/detail/101428?ima=1441&pri1=202510