「悪意はなかった」が通用しない時代。なぜ、あの企業は炎上したのか？
SNSが普及して十数年が経過しましたが、企業の炎上は一向になくなりません。中小企業から大手企業、公的機関に至るまで、些細な発言や行動が火種となり、瞬時に信頼とブランドを失うリスクが日常となっています。
本書は、この「なくならない企業の炎上」の根本原因を徹底的に分析し、現代企業が生き残るために必須の危機管理戦略をご提供します。
- 炎上の構造と真の原因
- 30の最新事例からの具体的な教訓
- 炎上を防ぎ、沈静化させる組織戦略
概要
2025年10月8日、三井住友信託銀行は顧客情報が記録されたDVD 4枚を紛失したことを報告。紛失した情報には、2023年11月に満期を迎える定期預金の顧客の氏名、住所、元金、利率などの明細が含まれていた。
口座番号や暗証番号などは含まれておらず、現時点で不正利用された形跡もないとしている。
原因仮説
物理媒体（DVD）による情報管理リスクの軽視
顧客の氏名、住所等の機密性の高いデータを、追跡や遠隔操作による消去ができない物理媒体（DVD）で保管することを許容していた。
DVDの保管・管理の不備
顧客情報が含まれるDVDに関して、定期的な「所在確認」や「棚卸し」が実施されていなかったか、実施されても現物照合が十分に実施されていなかった可能性がある。
影響
顧客の住所・氏名等が含まれるDVD4枚の紛失
対応
- 対象者にお知らせを送付済み
- 再発防止に向けた厳格な管理体制の強化を図ることを表明
URL
https://www.smtb.jp/-/media/tb/important/pdf/20251008.pdf
「悪意はなかった」が通用しない時代。なぜ、あの企業は炎上したのか？
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