ギャガ、デミ・ムーア主演映画の日本公式Xが投稿したイラストに批判殺到

概要

2025年5月20日、デミ・ムーア主演映画「サブスタンス」の公式Xが、20日に投稿したイラストについて謝罪した。
投稿されたイラストには以下のような表現が含まれていた。

• 16才で家を出たデミ。23才のとき『セント・エルモス・ファイアー』で、酒と麻薬を克服
• 『チャーリーズエンジェル　フルスロットル』で数千万円で全身整形したボディを披露
• 丸刈りでのぞんだ『GIジェーン』と共にラジー賞最低女優賞に

これに対して「デミ・ムーアにリスペクトがなさすぎる」「映画愛を全く感じない」「炎上商法を狙ってやっている」といった批判が相次いだ。

また、謝罪の表現がイラストレーターに責任を転嫁しているように捉えられ、その点についても批判が寄せられた。

原因仮説

主演俳優へのリスペクトの欠如

映画のプロモーションでありながら、主演俳優であるデミ・ムーアの過去の私生活（酒、麻薬）、外見（全身整形）、キャリア上の失敗（ラジー賞）などデリケートな情報やネガティブな側面をユーモアと捉えて取り上げてしまった。

「炎上商法」狙いの意図的な表現

担当者が、「刺激的な内容であれば注目される」という安易な考えに基づき、批判が集まること（炎上）を承知の上で、あえてセンセーショナルな表現を用いた可能性がある。

プロモーションコンテンツのチェック体制の機能不備

映画配給会社やプロモーションチーム内で、この表現が俳優本人やファン、映画の評判に与えるネガティブな影響を誰も検知・指摘できなかった。

影響

SNS上で批判の声が相次いだ。

対応

謝罪の上、当該投稿を削除した。

URL

昨日投稿した宣伝素材について多くのご指摘をいただき、該当の投稿を削除いたしました。
弊社が企画しイラストレーターの方に依頼した内容が、作品の趣旨から外れ、デミ・ムーアさんの尊厳を傷つけるものとなってしまったことを深くお詫び申し上げます。ご指摘下さいました皆様ありがとうございます。

— 映画『サブスタンス』5/16(金)ROADSHOW (@SUBSTANCE_0516) May 21, 2025