「悪意はなかった」が通用しない時代。なぜ、あの企業は炎上したのか?
SNSが普及して十数年が経過しましたが、企業の炎上は一向になくなりません。中小企業から大手企業、公的機関に至るまで、些細な発言や行動が火種となり、瞬時に信頼とブランドを失うリスクが日常となっています。
本書は、この「なくならない企業の炎上」の根本原因を徹底的に分析し、現代企業が生き残るために必須の危機管理戦略をご提供します。
- 炎上の構造と真の原因
- 30の最新事例からの具体的な教訓
- 炎上を防ぎ、沈静化させる組織戦略
概要
山口大学は2025年11月21日に、入学手続きに関する案内メールが、メールアドレスが表示される形で一斉送信されたことを報告、謝罪した。
2025年11月14日、職員が総合型選抜合格者に対し、入学手続きに関する案内を電子メールで一斉送信した際に、誤って宛先を「Bcc」ではなくメールアドレスが表示される「To」に設定しまっていた。この結果、送信対象者全員のメールアドレスが、受信者に見える状態となった。
原因仮説
担当者の操作ミス
職員がメールを送信する際、個人情報を非表示にすべき宛先フィールド(Bcc)ではなく、全員に公開されてしまうフィールド(To)に、送信対象者全員のメールアドレスを誤って設定した。これはキー操作や確認の単純な見落としによるヒューマンエラーである。
自動チェック機能の不備
メールシステム側に、一定数以上の宛先を含むメール送信時や、「To」/「Cc」フィールドに多数の外部アドレスが含まれる場合に、警告を表示するなどの自動チェック機能が搭載されていなかったか、無効化されていた。
影響
メールアドレス 115件が漏えいした。
対応
- 全職員に対し、情報セキュリティや個人情報・機密情報の適切な取扱いについて注意喚起を行うことを表明
- 学外に一斉連絡・通知をする際、以下の再発防止策を講じることを表明
- 専用サイト等での告知や、システムのメール送信機能を利用するなど、手動によるメール送信以外の方法を検討
- 手動で一斉連絡を行う必要がある場合は、複数人での確認を行う
URL
https://www.yamaguchi-u.ac.jp/news/45785/index.html
「悪意はなかった」が通用しない時代。なぜ、あの企業は炎上したのか?
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