FITPLACE24 成増店を1か月利用した感想を本音で語ります -エニタイムフィットネス成増店との比較

FITPLACE24 成増店を利用し始めて1か月ほど経ちますので、良かった点、悪かった点を本音で語りたいと思います。近所のエニタイムフィットネス 成増店も利用しているので、そことの比較でも解説できればと思います。

結論から申し上げますと、全体的には満足していてマシンの品質に少し不満を感じています。

目次

FITPLACE24とは

FITPLACE24とは、筋トレ系YouTuberである山澤礼明さんがプロデュースする、24時間利用可能なジムです。フランチャイズの運営方式で全国各地に70店舗展開されています(2024年4月時点)。

大きな特徴は、最安月会費2,980円(税込)で利用できるという点です。後ほど詳述しますが、他の24時間ジムと比べてもかなりの安さです。立地も駅近くが多いので、仕事帰りでも通いやすく、トレーニングを継続しやすいと思います。

FITPLACE24の料金

FITPLACE24の利用料金はプランによって異なります。最も安価なプレミアム会員で月2,980円(税込3,278円)で利用することができます。

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プラン月会費条件
プレミアム会員2,980円(税込3,278円)12か月継続条件
スタンダード会員3,980円(税込4,378円)6か月継続条件
ライト会員4,980円(税込5,478円)継続条件なし

その他の費用として、入会金(入会時)、施設メンテナンス料(年1回)が必要になります。また、他店舗を利用する場合、1,100円が毎月かかってきます。

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入会金5,500円
施設メンテナンス料5,500円/月
相互利用1,100円/月

他のフィットネスジムとの比較

他の成増周辺で利用できるフィットネスジムとの比較が下表です。格安で利用できるジムも増えてきており、

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ジムの種類フィットネス・ジム月会費(税込)
24時間ジムFITPLACE24 成増店3,278円
LifeFit 成増店3,278円
chocoZAP 成増3,278円
アッシュ アンパサンド 成増3,278円
エニタイムフィットネス 成増店7,678円
総合型ジムコナミスポーツクラブ 成増10,670円
比較条件:1店舗に限り、営業時間フルタイムで利用可能、パーソナルトレーニングなし
各社料金表(2024年4月現在)
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FITPLACE24の設備

FITPLACE24 成増店の設備について、近隣のエニタイムフィットネス 成増店との比較で見ていきたいと思います。

施設

施設内の基本的な設備は下表の通りです。

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FITPLACE24 成増店エニタイムフィットネス 成増店
更衣室
男女別トイレ
水素水サーバー(オプション)
タンニングマシン
オープンロッカー
プライベートロッカー
ドリンク自販機
フリーWiFi
更衣室
男女別トイレ
個室シャワー
ウォーターサーバー(無料)
オープンロッカー
プライベートロッカー
ドリンク自販機
フリーWiFi

まず基本的な設備の大きな違いは、FITPLACE24には個室シャワーがありません。なので、すぐに汗を流せないというのがネックになります。私は自宅が近いので、あまり気になりませんが、仕事帰りの人、家が遠い人は気になるかもしれません。

また、FITPLACE24にはタンニングマシン(日焼けマシン)があります。ただ使っている人を見たことがなく、正直あってもなくてもどちらでも良いと感じています。

また、FITPLACE24ではオプションで、1,100円/月で水素水サーバーを利用することができます。一方で、エニタイムフィットネスではウォーターサーバーを無料で利用することができるので、この点はエニタイムフィットネスの方が良いです。あと、FITPLACE24の水素水は若干ぬるいです。

セキュリティ

施設内のセキュリティに関しては下表の通りで、特に大きな差異はありません。

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FITPLACE24 成増店エニタイムフィットネス 成増店
防犯カメラ
24時間警備
AED
防犯カメラ
24時間警備
AED

トレーニングマシン

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カテゴリFITPLACE24 成増店エニタイムフィットネス 成増店
有酸素マシンランニングマシン7台
アップライトバイク2台
クロストレーナー2台
トレッドミル8台
リカンベントバイク2台
アップライトバイク2台
クロストレーナー2台
フリーウェイトダンベル1~50kg(10kgまで1kg刻み、12kg以上は2kg刻み)
アジャスタブルインクラインベンチ10台
フラットベンチ
スミスマシン2台
パワーラック3台
ベンチプレス台
アシストディップチン
カールベンチ
バックエクステンションベンチ
シットアップベンチ

ダンベル1~40kg(10kgまで1kg刻み、12kg以上は2kg刻み)
アジャスタブルベンチ4台
フラットベンチ2台
スミスマシン
パワーラック
ハーフラック
アシストディップチン
シーテッドアームカール(EZバー)
ストレートバー
ヘックスバー
バックエクステンション
アブドミナルベンチ
プレートローディングマシンシーテッドチェストプレス
インクラインチェストプレス
ショルダープレス
ハイロー
シーテッドロー
レッグプレス
アイソラテラルベンチプレス
アイソラテラルD/Yロー
リニアレッグプレス
ウェイトスタックマシンデュアルアジャスタブルプーリー
チェストプレス
ペックフライ / リアデルト
ショルダープレス
ラットプルダウン(ケーブル)
アブドミナルクランチ
ロータリートルソー
レッグプレス
レッグエクステンション
レッグカール
プローンレッグカール
ローロー
デュアルアジャスタブルプーリー
チェストプレス
ペクトラルフライ/リアデルトイド
ショルダープレス
シーテッドロー
ラットプルダウン(MAG全種完備)
レッグプレス
ヒップアブダクション/アダクション
レッグカール
レッグエクステンション
アブドミナル
トーソローテーション

マシンのブランド

FITPLACE24のマシンは、LEXCOという韓国で設立されたブランドのマシンが採用されています。比較的新しいフィットネスメーカーですが、世界30か国に展開しています。アジア人の体型に合ったマシンをリーズナブルな価格で提供していることが特徴です。

エニタイムフィットネスのマシンは、Life Fitnessが提供するLife FitnessとHammer Strenghtというブランドのマシンが採用されています。こちらは米国の老舗メーカーで世界的にも有名なフィットネスブランドで幅広い商品ラインナップがあります。

有酸素マシン

有酸素マシンに関しては、種類・数とともにエニタイムの方が優れています。一方で、FITPLACE24に関しては、有酸素マシンが混んでいるところを見たことはないです。おそらく、メインのユーザー層が筋トレを目的としているため、あまり有酸素運動をしないからだと思います。

フリーウェイト

フリーウェイトに関しては、FITPLACE24の方が充実しています。エニタイムでは、パワーラックなど1台しかなく空いてないことが多かったのですが、FITPLACE24では台数が多いので、比較的空いていることが多いです。

ダンベルエリアのベンチについても5台が常設されており、待たずに利用することができます。ベンチとベンチの間隔も広いので、安心してトレーニングすることができます。エニタイムの場合、ベンチ間の距離が近く、隣の人にぶつかってしまいそうな懸念がありました。

ダンベルも50kgまで用意されているので、上級者の方でも十分に鍛えることができます。

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設備FITPLACE24 成増店エニタイムフィットネス 成増店
ダンベル1~50kg(10kgまで1kg刻み、12kg以上は2kg刻み)ダンベル1~40kg(10kgまで1kg刻み、12kg以上は2kg刻み)
アジャスタブルベンチ10台4台
フラットベンチ1台2台
スミスマシン2台1台
パワーラック3台1台
ハーフラックなし1台
ベンチプレス台1台なし

プレートローディングマシン

FITPLACE24では、プレートローディングマシン(プレートを付けて重量を調整するマシン)が充実しています。胸・背中のマシンがそれぞれ2台用意されており、筋肉に異なった刺激を加えることができます。エニタイムは、プレートローディングマシンが少ないのが難点です。

ウェイトスタックマシン

ウェイトスタックマシン(ピンを抜き差しして重量を調整するマシン)に関しては、FITPLACE24もエニタイムもあまり大きな差異はないかと思います。マシンの種類・数に関しては、ほとんど同様のラインナップとなっており、全身を鍛えることができます。但し、後述しますが、マシンの使い勝手に関しては、Hammer Strenghtを採用しているエニタイムの方が良いと感じます。

ユーザー層

ユーザー層に関しては明確なデータがないので、私の感覚にはなりますが、FITPLACE24については、筋トレ目的の若い男性が大半を占めているように思います。エニタイムに関しては、男性中心ですが、年齢層は幅広く、有酸素運動を目的としている方も多い印象です。

男女比

男女比に関しては、男性の方が多いのは共通ですが、FITPLACE24の方が男性比率は高いように思います。シャワーがないので女性には少し利用しづらいのかもしれません。

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FITPLACE24 成増店エニタイムフィットネス 成増店
男性:女性=9:1男性:女性=8:2
筆者の感覚値

年齢層

年齢層に関しては、FITPLACE24は若年層が非常に多く、筋トレを目的としている方が多いと思います。エニタイムに関しても若年層が多くを占めていますが、健康維持目的の高齢層の方もいらっしゃいます。

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FITPLACE24 成増店エニタイムフィットネス 成増店
若年層:7割
中年層:3割
高齢層:ほぼゼロ
若年層:6割
中年層:3割
高齢層:1割
筆者の感覚値

マナー・民度

ジム内のマナーや民度に関しては、FITPLACE24とエニタイムで大きな差はないです。どちらのジムでも以下のようなマナーの悪い人が一定数います。これはどのジムでも同じようなものだと思うので、我慢するしかないですね。

  • マシン上で長時間のスマホ操作
  • ダンベルを投げ捨てる
  • ダンベルに足を乗せる
  • 使用後のマシンを拭かない
  • マシンの扱いがうるさい

良かった点、悪かった点

1か月間、FITPLACE24を利用した感想を良かった点と悪かった点に分けて挙げたいと思います。あくまでも私個人の感想なので、ご参考までにしていただければと思います。

良かった点

フリーウェイトが充実している

まず、エニタイムフィットネスよりもフリーウェイトが充実しているのが良いと思います。エニタイムでは、パワーラックやハーフラックが埋まっていることが多く、自分のやりたい種目をできないことが多かったのですが、FITPLACE24はパワーラック、スミスマシン、ベンチなどが多数用意されているので、すべて埋まっているということが少ないです。

自分のやりたい種目ができるので、FITPLACE24を利用して一番良かったポイントだと思います。

月会費が安い

次に月会費が安いのも良い点だと思います。月会費の最安3,278円/月に施設メンテナンス料5,500円/年を加えて、年間で44,836円かかる計算になります。

エニタイムフィットネスの場合、月会費7,678円/月なので、年間で92,136円かかる計算となります。エニタイムの場合、標準で別の店舗も利用できる相互利用のサービスがついていますが、他の店舗を利用する機会はほとんどなかったので、正直あまり必要ありませんでした。

設備の充実度は、FITPLACE24の方が優れており、会費も安いということで、非常にコストパフォーマンスが良いです。

ジムの混雑状況が分かる

FITPLACE24は、LINEでメンバーコードなどを表示させるタイプで、スマホ一つあればジムに入館することができます。加えて、LINEから混雑状況も確認することができます。

いくらパワーラックやベンチが多いとはいえ、混雑していると埋まってしまっている場合もあるので、混雑状況を把握してジムに行くようにしています。私は22:00~24:00頃に利用することが多いのですが、この時間帯であれば15~20人程度で、フリーウェイトエリアが完全に埋まっているということはほとんどありませんでした。感覚的には18:00~21:00頃が一番混雑しているように思います。

悪かった点

ウェイトスタックマシンが使いにくい

これはジムに対する不満というより、LEXCOのマシンに対する不満になるのですが、ウェイトスタックマシン(ピンを抜き差しして重量を調整するマシン)が少し使いにくいです。具体的には、以下の3点ほどが気になります。

  1. 負荷が独特
  2. ピンの抜き差しがしづらい
  3. イスなどを調整するためのレバーが固い

1点目は、負荷が他のメーカーのマシンと比べて少し独特のように感じます。ケーブルマシンなどは他のメーカーと比べて同じ重量なのに負荷が小さく感じます。逆にレッグプレスなど脚のマシンは重量の割に負荷が非常に大きく感じます。なので、他のジムも利用している人は重さの調整が難しいかもしれません。

2点目は、重さを調整するためのピンの抜き差しが非常にやりづらいです。ピンの抜き差しを行う部分は右の画像のようになっているのですが、このスキマが狭いので、なかなか手を入れづらいです。

このスキマが狭いため重さの数字も見づらく、かがんで覗き込みながら、調整する必要があります。この作業が結構ストレスに感じます。

3点目は、マシンのイスや可動域などを調整するためのレバーが固いということです。これはウェイトスタックマシンに限った話ではないのですが、このレバーがスムーズに動かないので、調整が結構ストレスに感じます。

混雑していることが多い

新しく安価なジムなので仕方のないことですが、夜遅くでも割と混雑していることが多いです。マシンなどは各種1台しかないので、使いたいマシンが埋まっていることもあります。仕事終わりの人が多いであろう18:00~21:00はかなり混雑しているので、思い通りにトレーニングすることが難しいかもしれません

とはいえ、全くトレーニングができないということはないので、許容範囲内の混雑度合いかと思います。

一部器具などが物足りない

新しいジムのためか、個人的にあってほしい器具などがないです。気づいたもので言うと下記のようなものがないので、今後用意されることを期待します。

  • 床引きデッドリフト用のクッション
  • リボルビングカールバー(下図)
  • アブローラーを膝コロで行う際の膝に敷くためのマット

まとめ

FITPLACE24を1か月間利用した感想としては、満足度は非常に高くリーズナブルな価格で、充実したフリーウェイトを利用できるという点が個人的にはポイントが高いです。マシンなどの使い勝手に少し不満がありますが、慣れの面もあるかと思うので、使い続けてみたいと思います。

エニタイムフィットネスとの比較では、価格の点では大きく優位し、施設、マシンに関しては同等か少し優れているように感じます。ジム選びで悩んでいる方がいらっしゃいましたら是非参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

Junyaと申します。都内のコンサルティングファームで働いております。まだまだ若輩者ですが、私の得た経験や感じたことを本ブログで紹介できればと思います。
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