RIZAPグループのRIZAP株式会社が運営するコンビニジムchocozapが、2023年8月15日21:30時点で会員数80万人を達成し、フィットネスジムの会員数で日本一となりました。
chocozapはブランド開始から約1年で会員数を80万人に増加しており、かなり急成長していることが分かります。
他の主要フィットネスジムとの比較は下表の通りです。
chocozapにエニタイムフィットネス、カーブスと続いております。chocoZapがこの調子で会員数を増加させると更に差は大きくなることが予想されます。
chocoZAPの魅力
1年で会員数を80万人まで伸ばしたchocozapですが、その急成長の要因は何か、ユーザーへの魅力について見ていきたいと思います。
圧倒的な会費の安さ
まず、一番分かりやすいのが、その月会費の安さです。
基本的に24時間ジムは総合型ジムと比較して安価ですが、24時間ジムの中でもchocozapは、2980円と破格となっています。
ジムの種類 | ジム | 月会費 |
---|---|---|
24時間小規模ジム | chocozap | 2,980円 |
FASTGYM24 | 7,500~8,000円 | |
エニタイムフィットネス | 7,000~10,000円 | |
ジョイフィット24 | 7,500~8,000円 | |
総合型ジム | ゴールドジム | 11,000円 |
コナミスポーツ | 10,340~16,060円 | |
ルネサンス | 14,190円 | |
ザバススポーツクラブ | 9,800円 | |
セントラルスポーツ | 13,785~15,785円 | |
ティップネス | 8,250円 | |
スポーツクラブNAS | 10,890円 |
各社料金表(2022年4月現在)
ジムの会費として、月に10,000万円近くの出費は決して少なくはありません。ですが、3,000円程度であれば、気軽にスタートできますし、会費の支払いも継続しやすいです。
まず、この単純に会費が安いというのが最大の魅力といえます。
通いやすさ(店舗数の多さ×24時間全国店舗利用可能)
通いやすさもchocozapの魅力と言えます。
chocoZapは全国880施設を展開しており、駅前など通いやすい立地に出店されていることが多いです。
また、全国の店舗を24時間利用することができます。自宅の近くのジムだけでなく、会社の近く、出張先など色々な場所で利用することができます。24時間利用できるので、仕事で遅くなってしまう人でも深夜にトレーニングできます。
セルフエステ・セルフ脱毛が利用できる
chocozapの魅力の一つに、トレーニングだけでなく、セルフエステ・セルフ脱毛が利用できるという点があります。
セルフエステは、大手サロンでも導入されているエステマシンが使い放題です。普通であれば、別途エステのお店に通う必要がありますが、chocoZapであれば追加料金なしで利用することができます。
セルフ脱毛についても、業務用の本格マシンが使い放題です。家庭用の脱毛マシンではパワーが足りないということがありますが、chocoZapでは業務用のマシンを利用できるので、脱毛効果をより実感できることが期待されます。
トレーニングで身体を鍛えると同時に、エステ・脱毛で美しさも磨くことができます。これら全部で2980円なので、非常にコストパフォーマンスが良いのではないでしょうか。
chocoZapを利用する上での留意点
非常に魅力的なchocozapではありますが、一方で利用するにあたって留意すべき点がいくつかあります。
トレーニングマシンは必要最低限
まず、トレーニングマシンは必要最低限であるという点です。
chocoZapはコンビニジムと称されるように非常に小規模な店舗で運営されています。そのため、設置されているトレーニングマシンなどは最低限のものとなっています。
トレーニングマシンを同じ24時間ジムのFASTGYM24と比較してみました。
※店舗により設備は異なるので、詳細は各店舗HPを参照ください
まず、chocoZapにはフリーウエイトのエリアがありません。なので、ベンチプレス・デッドリフト・スクワットといったいわゆるビッグ3などを行うことはできません。また、有酸素のマシンも数は若干少ないです。
一方で、ウエイトマシンは同じくらい充実しており、肩・胸・背中・腹・腕(上腕二頭筋・上腕三頭筋)・脚と一通り全身を鍛えることができます。ただ、色々なマシンを使いたいという人には少々物足りないかもしれません。
種類 | chocoZap | FASTGYM24 |
---|---|---|
フリーウエイト | なし | パワーラック1台 スミスマシン1台 ケーブルマシン1台 アジャスタブルベンチ2台 フラットベンチ2台 ダンベル1~30kg |
ウエイトマシン | ショルダープレス 1台 チェストプレス 2台 ラットプルダウンコンバージング 2台 バイセップスカール 1台 ディップス 1台 レッグプレス 2台 アダクション 1台 アブダクション 1台 腹筋マシン 2台 | ラット・ロー1台 チェストプレス1台 アブドミナル1台 バックエクステンション1台 アジャスタブル・アブドミナルクランチ1台 レッグエクステンション・カール1台 レッグプレス1台 トーソローテーション1台 |
有酸素マシン | トレッドミル 4 クロスバイク 3 | トレッドミル6台 クロストレーナー2台 リカンベントバイク1台 アップライトバイク1台 |
時間帯によっては混雑する
また、時間帯によっては混雑が予想されます。
1店舗当たりの会員数を「会員数÷施設数」で計算するとchocoZapの1店舗当たり会員数は約909人です。これは24時間ジムのエニタイムと比較すると少し多くなります。
ルネサンスやセントラルスポーツは総合型ジムで施設が広いため、それほど混雑が気にならないですが、chocoZapのような小規模店舗では多少混雑を感じるかもしれません。
特に、平日の夜(仕事終わりの時間)や休日の昼の時間帯は特に混雑するので、それらの時間帯を避けて利用するのも良いかもしれません。
設備も必要最低限
また、chocoZapでは小規模で価格を抑えていることから、設備も必要最低限となっています。
具体的には、以下のような他のジムにある設備がありません。
- シャワー
- 鍵付ロッカー
- 給水機
特にシャワーがないので、汗を流すことができないのはちょっとつらいかもしれません。
とはいえ、トイレ、更衣室、WiFiといった設備はあるので、利用するには困らないといった感じでしょうか。
chocoZAPの利用に向いている人
上記を踏まえると、chocoZapの利用に向いている人は、次のような人ではないでしょうか。
- 忙しくてジムに行く時間が取りづらい人
- ジムに必要以上お金をかけたくない人
- 美容にも気を遣いたい人
忙しくてジムに行く時間が取りづらい人
仕事などで忙しくジムに行く時間が取りづらい人におすすめです。
トレーニングで大切なことは継続することですが、仕事などでジムに行けないと難しいです。
総合型ジムの場合、大体平日は21時から22時で閉まってしまい、残業の多い方などは通うことすら難しいと思います。chocoZapの場合、24時間営業しているので、深夜帯でも利用することができます。また、店舗数が多く駅近くにあるので、仕事帰りにふらっと立ち寄ることもできます。
ジムに必要以上お金をかけたくない人
ジムに必要以上お金をかけたくない人にもおすすめです。
ジムの出費は当然ながら抑えたい人がほとんどだと思います。他のジムでは7,000~10,000円程度かかってしまうところ、半分以下の会費で利用できるchocoZapは非常に魅力的です。トレーニングを継続するという点でも会費の安さは重要だと思います。月3,000円程度の出費であれば、継続して支払うことができる人が多いのではないでしょうか。
美容にも気を遣いたい人
身体を鍛えるだけでなく、美容にも気を遣いたい人にもおすすめです。
chocoZapでは、セルフエステ・セルフ脱毛を使い放題です。別途、エステや脱毛に通うとなると追加でお金が必要ですが、会費2,980円で両方を利用できるのは非常に魅力的です。店舗数も多く、立地も通いやすい場所にもあるので、気軽にケアを行うことができます。セルフエステ・セルフ脱毛だけのために通ってもコストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。
まとめ
以上、chocoZapの魅力と留意点、利用向いている人について見てきました。
トレーニングで一番重要なことは継続することです。chocoZapではトレーニングを継続するための環境が整っており、初心者でも始めやすいのが最大の魅力といえます。まずは、運動習慣を身に着けることを目的にchocoZapを試してみてはいかがでしょうか。
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