フィットネス・ジムの種類と近年のトレンド -総合型ジムの衰退と専門型ジム・24時間ジム・パーソナルジムの成長

こんにちは、Junyaです。

最近、身近に色々なフィットネス・ジムが増えてきているように感じます。駅前はもちろん多いのですが、自宅の近くにもパーソナルジムがいくつかあり、ジムの種類も増えてきているように感じます。

そこで、本記事では現在どのようなジムの種類があって、それぞれどのような特徴があるか、また、近年のトレンドをご紹介したいと思います。

目次

フィットネス・ジムの種類

フィットネス・ジムには大きく分けて、総合型ジム・専門型ジム・24時間ジム・パーソナルジムの4つがあります。

従前は、フィットネスクラブといえば、総合型ジムが主流でしたが、近年では個人のニーズに合わせた専門型ジム・24時間ジム・パーソナルジムが成長しています。

総合型ジム

総合型ジムは、プール、ランニングコース、スタジオ、トレーニングルーム、サウナ、スパ等の様々な設備、サービスを利用することができるジムです。営業時間は10:00~22:00などが多く、営業時間中は常にスタッフがいます。

コナミスポーツセントラルスポーツティップネスが代表的な例です。

色々な設備が利用できるので、快適にトレーニングができます。一方で、設備が充実している分、会費は比較的高額で、混雑になっている時間が多い傾向にあります。

専門型ジム

専門型ジムは、女性専用ジム、ヨガスタジオ、ダイエット等の特定の領域に特化したプログラムを提供するジムです。その目的に応じたプロフェッショナルのインストラクターが在籍していることが多いです。

一例ですが、次のようなものが専門型ジムです。

  • 女性専用のフィットネスクラブ カーブス
  • ホットヨガ専門スタジオ LAVA
  • 暗闇フィットネス EXPA
  • ストレッチ専門サロン Dr.stretch

目的に応じて集中的にトレーニングできるので、効率的にダイエットなど自身の目標を達成することができます。一方で、それ以外のトレーニングはできないので、自由度は下がります。また、女性専用など一部の人は利用できない場合もあります。

24時間ジム

24時間ジムはその名の通り、24時間利用可能なジムです。ジムにはトレーニングマシン等の設備が置いてあり、それを自由に利用することができます。会費が安価である代わりに、スタッフは少数で、不在にしている時間帯もあります。

エニタイムフィットネスジョイフィット24FASTGYM24などが代表的な例です。

自分の好きな時間に利用できるので、仕事で深夜・早朝などにしか行けない人におすすめです。一方で、スタッフが不在にしている時間帯は利用者のマナーが悪い傾向にあります。

パーソナルジム

パーソナルジムとは、利用者1人1人にトレーナーがついて、トレーニングや食事のアドバイスを行ってくれるジムです。週1~2回程度のパーソナルレッスンを受けることができ、トレーニングのやり方がわからない人、トレーニングを継続するのが難しい人などにおすすめです。

1回1万円程度で総額では数十万程度が相場になってくるので決して安くはありませんが、確実にダイエットしたい人、筋肉をつけたい人にとっては相応の価値があると思います。

パーソナルジムの比較についてはGYMEで確認することができます。エリアや金額、口コミなどから自身に合ったパーソナルジムを選択することができます。

近年のフィットネス・ジムのトレンド

24時間ジムの成長

24時間ジムについては、所得の低下により、会費の高額な総合型ジムよりもリーズナブルな価格で利用することができる点で人気を集めています。

例えば、下表はいくつかのジムを比較したものになりますが、総合型ジムに比べて24時間ジムは2,000~5,000円程度月会費が安いです。

ジム分類月会費
FASTGYM2424時間小規模ジム7,500~8,000円
エニタイムフィットネス24時間小規模ジム7,000~10,000円
ジョイフィット2424時間小規模ジム7,500~8,000円
ゴールドジム総合型ジム11,000円
コナミスポーツ総合型ジム10,340~16,060円
ルネサンス総合型ジム14,190円
ザバススポーツクラブ総合型ジム9,800円
セントラルスポーツ総合型ジム13,785~15,785円
ティップネス総合型ジム8,250円
スポーツクラブNAS総合型ジム10,890円
比較条件:1店舗に限り、営業時間フルタイムで利用可能、パーソナルトレーニングなし
各社料金表(2022年4月現在)

また、都市部だけでなく様々な場所に出店されていることも利用者が増加している要因といえます。駅前のビルなどに出店している24時間をよく見かけると思います。

さらに、働き方の多様化により、日中にジムに通うことができない人でも深夜帯に利用できるという点でも利用者を集めているといえます。

専門型ジム・パーソナルジムの成長

専門型ジム・パーソナルジムが成長している要因としては、個人のニーズが多様化していることです。

運動という中にも、ダイエットしたい、筋肉をつけたい、ボディメイクをしたいというように様々なニーズがあり、人によって最適なトレーニングメニューというのは異なります。そのようなニーズを満たすために、特定領域に特化した専門型ジムやパーソナルジムのニーズが高まってきました。

また、コロナ禍において不特定多数の人との接触を避けるため、少人数で安心して利用することができる小規模型の専門型ジム・パーソナルジムが人気を集めています。

AIを活用した最適なプログラム提供

多くの人がスマートフォンを利用するようになり、体重、体脂肪率などの生体データやトレーニングメニューなどを簡単に管理できるようになりました。また、データを管理するだけでなく、データを活用して運動データを可視化するとともに、最適なプログラムを提供できるようになってきています。

例えば、ファディーは女性専用のパーソナルジムですが、最新AIテクノロジーを組み込んだフィットネスマシーン「Pixformance」を導入しています。

200を超えるトレーニングメニューを基に、初心者からプロまであらゆるレベルに適応し、それぞれのユーザーに合わせたプログラムを作成します。また、マシーンがユーザーの動きを、リアルタイムで解析し、改善点をリアルタイムで表示、運動結果も瞬時に分析し、毎回運動成果を確認できます。

オンラインフィットネスの普及

また、フィットネスのオンライン化も進んでいます。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言によりジムが休業し、オンラインでトレーナーの指導を受け、自宅で体を動かすオンラインフィットネスが注目を集めました。緊急事態宣言後もテレワークの普及により自宅にいる時間が増え、自宅でより手軽に運動したいという人を中心に人気を集めています。

ティップネスが運営するtorcia(トルチャ)は、一流インストラクターや有名人(日テレ後藤晴菜アナウンサーなど)によるオンラインレッスンを提供します。プログラムは、ストレッチ、ヨガ、筋トレ、ダンスなどの多彩なラインナップを毎月600本を用意しています。

FIT RIKEは、ストレッチ、エクササイズ、ダンス、ボディメイク、ピラティス、ヨガ、栄養・食事管理といったプログラムをオンラインで提供しています。

動画レッスンだけでなく、マンツーマンレッスン、グループレッスンを月額980円という価格で回数制限なしで受けることができるのが特徴です。

30.f – サーティフィットは、オンラインでのグループレッスン、パーソナルレッスンを通じて、機能向上、脂肪燃焼、筋力強化、リカバリーといった日常生活を快適に過ごすためのカラダづくりを行います。より本格的なトレーニングを集中して受けることができます。

まとめ

以上、フィットネス・ジムの種類と近年のトレンドを見てきました。

色々なジムの種類が登場してきており、選択肢が増えるのは嬉しい反面、どのジムに通うのか結構迷ってしまいそうですね。自身の達成したい目的、予算、時間、場所などを考慮して、最適なジムを見つけていただきたいと思います。

本ブログでも色々なジムの紹介を行っていきますので、是非参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

Junyaと申します。都内のコンサルティングファームで働いております。まだまだ若輩者ですが、私の得た経験や感じたことを本ブログで紹介できればと思います。
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